「オスはメスにとって寄生虫とさして変わりはない」 女と男がわかりあえない理由とは 橘玲の新刊が話題

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 7月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』が獲得した。
 第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『知らないと恥をかく世界の大問題(11) グローバリズムのその先』となった。

 4位以下で注目は6位の『女と男 なぜわかりあえないのか』。2017年新書大賞を受賞した『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮社)の著者・橘玲さんの最新著作。今作は最新研究に基づいた女と男の性愛のちがいを紹介した一冊。橘さんは「男と女」ではなく「女と男」としたことについて同書のまえがきで、男女の発生過程に触れたうえで「オスはメスにとって寄生虫とさして変わりはない」という神経科学者の言葉を紹介し、「性の基本は女」であるため、と述べている。
https://books.bunshun.jp/articles/-/5557

1位『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』出口治明[著](講談社)

「還暦からの」と銘打ってますが、還暦未満のあなたにもきっと役立つ。人生100年時代をパワフルに行動するための出口流初の人生指南!! 人生の楽しみは喜怒哀楽で決まります! こんな時代だからこそ、元気にいきましょう! 本書には出口さんのように元気に生きるヒントが満載です。(講談社ウェブサイトより)

2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『知らないと恥をかく世界の大問題(11)グローバリズムのその先』池上彰[著](KADOKAWA)

大転換期の裏で進むものは? 独断か? 協調か? リーダーの決断を問う! 独断か? 協調か? ポスト・コロナの世界 リーダーの決断を問う! 突然世界を襲った新型コロナウイルス。コロナウイルス危機への対策が世界で実行される中、その裏で世界の大問題は深刻化している。大転換期を迎えた世界。アメリカ大統領選挙が行われる節目の年に、世界のリーダーたちはどんな決断を下すのか。独断か? 協調か? リーダーの力量が問われる中、世界が抱える大問題を知っておく必要がある。 人気シリーズ最新第11弾。信頼の池上ニュース解説の決定版。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』瀧本哲史[著](星海社発行/講談社発売)

5位『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』吉原珠央[著](幻冬舎)

6位『女と男 なぜわかりあえないのか』橘玲[著](文藝春秋)

7位『バカの国』百田尚樹[著](新潮社)

8位『空気を読む脳』中野信子[著](講談社)

9位『働き方5.0 これからの世界をつくる仲間たちへ』落合陽一[著](小学館)

10位『日本史の定説を疑う』本郷和人、井沢元彦[著](宝島社)

〈新書ランキング 7月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年7月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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