森友学園問題は終わっていない 遺族の手記がベストセラーに

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 7月14日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『夢をかなえるゾウ(4) ガネーシャと死神』が獲得した。
 第2位は『女帝 小池百合子』。第3位は『死という最後の未来』となった。

 4位以下で注目は6位の『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』。森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題をめぐり、自殺した赤木俊夫さんの妻・赤木雅子さんが事件の経緯と心境を綴った一冊。俊夫さんが遺した手記も収録されている。雅子さんは国と佐川宣寿元同省理財局長に対し損害賠償を求め提訴。15日に大阪地裁で第一回口頭弁論が行われ、本書も大きな注目を浴びた。同書には雅子さんからみた俊夫さんの当時の苦悩の様子や財務省理財局の対応、その後提訴に至るまでの心境が綴られるとともに、ジャーナリスト・相澤冬樹さんが事件を追う姿も描かれる。19日には共同通信社の世論調査で82.7%が森友学園問題再調査の必要性がありと答えており、この問題がいまだ収束していないことをあらわしている。

1位『夢をかなえるゾウ(4)ガネーシャと死神』水野敬也[著](文響社)

突然、医者に余命宣告をされ、途方に暮れる主人公のもとにガネーシャ降臨! 余命限りある中、人は夢をかなえることはできるのか? おなじみの釈迦や死神が脇を固めるパーフェクトラインナップ。シリーズ史上もっとも泣ける、抱腹絶倒、落涙滂沱の自己改革小説!(文響社ウェブサイトより)

2位『女帝 小池百合子』石井妙子[著](文藝春秋)

コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。 しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。 「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー 常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、三年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『死という最後の未来』石原慎太郎、曽野綾子[著](幻冬舎)

キリストの信仰を生きる曽野綾子。法華経を哲学とする石原慎太郎。 対極の死生観をもつふたりが「老い」や「死」について赤裸々に語る。 死に向き合うことで見える、人が生きる意味とは。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『「育ちがいい人」だけが知っていること』諏内えみ[著](ダイヤモンド社)

5位『人は、なぜ 他人を許せないのか?』中野信子[著](アスコム)

6位『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』赤木雅子[著]相澤冬樹[著](文藝春秋)

7位『疫病2020』門田隆将[著](産経新聞出版)

8位『私は私のままで生きることにした』キム・スヒョン[著]吉川南[訳](ワニブックス)

9位『トラとミケ(2) こいしい日々』ねこまき[作](小学館)

10位『あやうく一生懸命生きるところだった』ハ・ワン[著]岡崎暢子[訳](ダイヤモンド社)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 7月14日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年7月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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