稲垣吾郎が芥川賞作家・高山羽根子を迎えてトーク 受賞作『首里の馬』もベストセラー

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 7月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『一人称単数』が獲得した。
 第2位は『少年と犬』。第3位は『いちねんかん』となった。

 4位以下で注目は10位に初登場の『首里の馬』。7月15日に発表された第163回芥川龍之介賞を受賞した高山羽根子さんの作品。同作は沖縄を舞台に、歴史資料の整理を手伝いながらオンラインクイズのオペレータとして働く女性が主人公。ある台風の夜に幻の宮古馬が庭にあらわれる。その日を境に生活が一変してゆく様を描いている。高山さんは受賞記念のインタビューで、もともとは絵画を学んでおり、30代で小説を書き始めたことを明かしている。
https://www.bookbang.jp/review/article/631551

 高山さんはインターネットテレビサービスABEMAで8月2日に放送される「7.2新しい別の窓#29」の「インテリゴロウ」に出演する。「7.2新しい別の窓」は稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人によるレギュラー番組。「インテリゴロウ」は稲垣さんが映画監督や作家をゲストに迎えるトークコーナー。放送開始は15時から。放送終了後6日間は無料で視聴できる。
https://abema.tv/channels/special-plus/slots/F2JmUkXrkD4hmH

1位『一人称単数』村上春樹[著](文藝春秋)

6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集 「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 「一人称単数」の世界にようこそ。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『少年と犬』馳星周[著](文藝春秋)

傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。 2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか…… 犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『いちねんかん』畠中恵[著](新潮社)

江戸の大店長崎屋の主夫妻が旅に出かけ、父から店を託された若だんなは大張り切り。しかし、盗人に狙われたり、奉公人となった妖が騒ぎを起こしたり、相変わらずのてんやわんや。おまけに江戸に疫病が大流行! 長崎屋に疫病神と疫鬼が押しかけてくるし、若だんなは無事に長崎屋と皆を守れるの?? 波乱万丈なシリーズ最新刊。(新潮社ウェブサイトより)

4位『八男って、それはないでしょう!(20)』Y.A[著]藤ちょこ[イラスト](KADOKAWA)

5位『気がつけば、終着駅』佐藤愛子[著](中央公論新社)

6位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

7位『流浪の月』凪良ゆう[著](東京創元社)

8位『俺の残機を投下します』山田悠介[著](河出書房新社)

9位『欲が出ました』ヨシタケシンスケ[著](新潮社)

10位『首里の馬』高山羽根子[著](新潮社)

〈文芸書ランキング 7月28日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年7月30日風待月増大号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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