池上彰も絶賛 隠蔽捜査シリーズ 第7作が文庫ベストセラー

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 8月4日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『棲月 隠蔽捜査(7)』が獲得した。
 第2位は『ビブリア古書堂の事件手帖(2)扉子と空白の時』。第3位は『ホワイトラビット』となった。

 1位の『棲月 隠蔽捜査(7)』は今野敏さんの人気警察小説シリーズ。杉本哲太さん、古田新太さんらが出演したテレビドラマ版でも話題となった。警察署長に降格された警視庁のエリート官僚、竜崎を主人公として続いてきたこのシリーズ。警察という巨大な官僚組織に注目し、そこで働く人々のリアルな人間関係と、巻き起こる難事件に組織として対応してゆく様子を描いている。

 ジャーナリストの池上彰さんも同シリーズのファンのひとり。主役の設定がユニークで格別、《官僚組織の描写が秀逸》と絶賛し、事件だけでなく人間どうしの心の交流や成長も描かれるところが魅力と語っている。
https://www.bookbang.jp/review/article/546599

1位『棲月 隠蔽捜査(7)』今野敏[著](新潮社)

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。見え隠れする謎めいた“敵”。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。(新潮社ウェブサイトより)

2位『ビブリア古書堂の事件手帖(2)扉子と空白の時』三上延[著](KADOKAWA)

シリーズ累計700万部の人気古書ミステリ、最新作は丸ごと「横溝正史」! ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。 どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。 深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始める――。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『ホワイトラビット』伊坂幸太郎[著](新潮社)

兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けられ、自由を奪われ、さらに家族には秘密があった。連鎖は止まらない。ある男は夜空のオリオン座の神秘を語り、警察は特殊部隊SITを突入させる。軽やかに、鮮やかに。「白兎事件」は加速する。誰も知らない結末に向けて。驚きとスリルに満ちた、伊坂マジックの最先端!(新潮社ウェブサイトより)

4位『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(4)』しめさば[著]足立いまる[イラストレーター]ぶーた[キャラクター原案](KADOKAWA)

5位『鼠異聞(下)新・酔いどれ小籐次(18)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

6位『鼠異聞(上)新・酔いどれ小籐次(17)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

7位『青くて痛くて脆い』住野よる[著](KADOKAWA)

8位『ありふれた職業で世界最強(11)』白米良[著]たかやKi[イラスト](オーバーラップ)

9位『大河の一滴』五木寛之[著](幻冬舎)

10位『マカロンはマカロン』近藤史恵[著](東京創元社)

〈文庫ランキング 8月4日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年8月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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