国内知識人24人による『コロナ後の世界を生きる 私たちの提言』が話題 [新書ベストセラー]

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 8月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』が獲得した。
 第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『コロナ後の世界』となった。

 4位以下で注目は9位の『コロナ後の世界を生きる 私たちの提言』。新型コロナウイルスのパンデミック後の世界を生き抜くための指針を24人の各界著名人が提言。冒頭に登場するのは岩波書店のウェブサイトに掲載された「パンデミックを生きる指針」が話題となった歴史学者の藤原辰史さん。漫画家のヤマザキマリさんや小説家の多和田葉子さんは海外の事情を語り、政治学者の御厨貴さんはコロナが日本政治になげかけた影響について解説。建築家の隈研吾さんは都市と建築への影響について述べ、出口治明さんや藻谷浩介さんはコロナ禍のその先にある未来を予測している。3位の同企画、文春版『コロナ後の世界』とは対象的に日本国内の知識人を硬軟取り混ぜ配した一冊となっている。2冊の視点の違いを比べてみるのも参考になるだろう。

1位『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』出口治明[著](講談社)

「還暦からの」と銘打ってますが、還暦未満のあなたにもきっと役立つ。人生100年時代をパワフルに行動するための出口流初の人生指南!! 人生の楽しみは喜怒哀楽で決まります! こんな時代だからこそ、元気にいきましょう! 本書には出口さんのように元気に生きるヒントが満載です。(講談社ウェブサイトより)

2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『コロナ後の世界』ジャレド・ダイアモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン 他[著](文藝春秋)

新型コロナウイルスが国境を越えて感染を拡大させる中、現代最高峰の知性6人に緊急インタビューを行い、世界と日本の行く末について問うた。 このパンデミックは人類の歴史にどんな影響を及ぼすのか? これから我々はどんな未来に立ち向かうのか? 世界史的・文明論的な観点から、冷静かつ大胆に2020年代を予測する。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『なんのために学ぶのか』池上彰[著](SBクリエイティブ)

5位『空気を読む脳』中野信子[著](講談社)

6位『日本は戦争に連れてゆかれる 狂人日記2020』副島隆彦[著](祥伝社)

7位『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』吉原珠央[著](幻冬舎)

8位『知らないと恥をかく世界の大問題(11)グローバリズムのその先』池上彰[著](KADOKAWA)

9位『コロナ後の世界を生きる 私たちの提言』村上陽一郎[編](岩波書店)

10位『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』庭田杏珠[著]渡邉英徳[著](光文社)

〈新書ランキング 8月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年8月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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