『ロマノフ王朝時代の日露交流』東洋文庫・生田美智子監修、牧野元紀編 レビュー 産経新聞 [レビュー] (世界史) 『ロマノフ王朝時代の日露交流』 著者 東洋文庫・生田美智子 [監修] 出版社 勉誠出版 ジャンル 歴史・地理/歴史総記 ISBN 9784585222866 発売日 2020/08/31 価格 4,180円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『ロマノフ王朝時代の日露交流』東洋文庫・生田美智子監修、牧野元紀編 [レビュアー] 産経新聞社 20世紀以降の戦争と敵対の歴史から、多くの日本人が良い感情を持たない国、ロシア。しかし二百数十年の日露交流史の過半を占めるロマノフ王朝(1613~1917年)の時代の関係は、かなり重層的で豊かなものだった。 東洋文庫が所蔵する多数のロシア関連資料と、それを活用した同文庫企画展の成果を中心に、大家から新進まで多数のロシア史や北方アジア史の専門家が結集。漂流民のロシア体験や、ロマノフ王朝下の日本学の進展、日露戦争後の皇室外交を軸にした急速な緊密化まで、近世から近代にかけての日露関係が包括的に理解できる。(勉誠出版・3800円+税) 2020年9月13日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 ロマノフ王朝時代の日露交流 牧野元紀 東洋文庫 生田美智子