本屋大賞候補作第二弾『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』世界の昔話ミステリを「赤ずきん」が解決!

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 9月15日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第五部 女神の化身(3)』が獲得した。
 第2位は『日本製+Documentary PHOTO BOOK 2019-2020』。第3位は『聖女の魔力は万能です(6)』となった。

 4位以下で注目は8位にランクインした『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』。日本の昔話をミステリーの題材とした『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(双葉社)に続くシリーズ2作目。今作では赤ずきんが探偵役となりシンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、など西洋の童話の世界で起こった事件を解決してゆく。前作は本屋大賞の候補作となり発行部数15万部を突破。前作に収録された「つるの倒叙がえし」について書評家の大矢博子さんは《最後まで読んで明かされる仕掛けに「え?」と思い、慌てて読み直し、仰天した。うわあ、そういうことか!》とその見事さに驚きをあらわしており、ミステリファンからも評価が高い。今作も馴染み深いお話が、密室殺人や倒叙ミステリなど現代ミステリの手法で彩られ、ミステリファンならずとも楽しめる一冊となっている。
https://www.bookbang.jp/review/article/574657

1位『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第五部 女神の化身(3)』香月美夜[著](TOブックス)

ダンケルフェルガーとのディッター勝負で倒れたローゼマインが目を覚ます。諸問題は解決したものの、乱入した中央騎士団にトルークを使われた可能性が浮上した。 その対応は大人達に任せつつ、本人は領地対抗戦の準備に取りかかる。様々な領地や王族との社交が次々と始まるのだった。 けれど、ローゼマインの心はどこか落ち着かない。それもそのはず。対抗戦の夜にフェルディナンドがエーレンフェストのお茶会室に宿泊予定なのだ。
「わたくし、フェルディナンド様を全力でお迎えします!」 待ちわびた再会に成人式の奉納舞と、イベント目白押しで相変わらずの大激走! 書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(TOブックスウェブサイトより)

2位『日本製+Documentary PHOTO BOOK 2019-2020』三浦春馬[著](ワニブックス)

まだまだ知らないことばかりの日本文化・伝統・歴史・産業など、未来へ向けて残し伝えたい〈日本〉を素顔の三浦春馬とともに見つめる圧倒的ボリュームの『日本製』。月刊誌『プラスアクト』の約4年にわたる人気連載に、新たに撮り下ろし&ロングインタビューも加え合計408ページにも及ぶ。 そしてさらに、三浦にとって初となるドキュメンタリー写真集も堂々完成。30歳を迎える2020年初頭までの約1年間を追った112ページにも及ぶ<ここだけの瞬間><あの作品との日々>。 2冊合わせるとなんと520ページ! これらを特製BOXに収めたまさに特装版は二度と出来ないメモリアル仕様の永久保存版!(ワニブックスウェブサイトより)

3位『聖女の魔力は万能です(6)』橘由華[著]珠梨やすゆき[イラスト](KADOKAWA)

海の向こうからやってきたのは、研究好きのガリ勉皇子!? 念願の日本食材と出会えたセイは、取引先のザイデラという国への興味を強めていた。そんな折、ザイデラから留学生として皇子がやってくる。名目は「勉学のための留学」と言うが、本当の目的はセイにあるようで……?(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『少年と犬』馳星周[著](文藝春秋)

5位『気がつけば、終着駅』佐藤愛子[著](中央公論新社)

6位『楽園の烏』阿部智里[著](文藝春秋)

7位『一人称単数』村上春樹[著](文藝春秋)

8位『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』青柳碧人[著](双葉社)

9位『灯台からの響き』宮本輝[著](集英社)

10位『アーモンド』ソン・ウォンピョン[著](祥伝社)

〈文芸書ランキング 9月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年9月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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