「あさイチ」で話題 漫画家ヤマザキマリさんが「立ち止まって考えたこと」

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 10月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『たちどまって考える』が獲得した。
 第2位は『ケーキの切れない非行少年たち』。第3位は『感染症の日本史』となった。

 1位の『たちどまって考える』は漫画家のヤマザキマリさんが新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって動きを止めた世界を前に、立ち止まったことで見えてきた景色について記した一冊。パンデミック下の日本やイタリアの事情や、自粛生活の過ごし方、そんな生活を経たうえでたどり着いた考え方、また歩くその日のために必要なことなど、様々な世界と歴史を見つめてきたヤマザキさんによる説得力をもった一冊。ヤマザキさんは10月9日NHK総合の「あさイチ」に出演し本書も大きな話題となった。

1位『たちどまって考える』ヤマザキマリ[著](中央公論新社)

パンデミックを前にあらゆるものが停滞し、動きを止めた世界。17歳でイタリアに渡り、キューバ、ブラジル、アメリカと、世界を渡り歩いてきた著者も強制停止となり、その結果「今たちどまることが、実は私たちには必要だったのかもしれない」という想いにたどり着いたという。混とんとする毎日のなか、それでも力強く生きていくために必要なものとは? 自分の頭で考え、自分の足でボーダーを超えて。あなただけの人生を進め!(中央公論新社ウェブサイトより)

2位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『感染症の日本史』磯田道史[著](文藝春秋)

一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で、感染症と対峙してきた日本人の知恵に光をあてる。 新型ウイルスに対するワクチン、治療薬も確立していない今だからこそ、歴史を見つめ直す必要がある。 「給付金」も「出社制限」も「ソーシャル・ディスタンス」もすでにあった! 今こそ歴史の知恵が必要だ!(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『絶対に挫折しない日本史』古市憲寿[著](新潮社)

5位『AIの壁 人間の知性を問いなおす』養老孟司[著](PHP研究所)

6位『コロナ後の世界』ジャレド・ダイアモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン 他[著](文藝春秋)

7位『還暦からの底力 歴史・人・旅に学ぶ生き方』出口治明[著](講談社)

8位『娘のトリセツ』黒川伊保子[著](小学館)

9位『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』鴻上尚史[著]佐藤直樹[著](講談社)

10位『その言い方は「失礼」です!』吉原珠央[著](幻冬舎)

〈新書ランキング 10月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年10月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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