デパ地下和菓子に光を当てたミステリ「和菓子のアン」 最新刊がベストセラー 老舗和菓子店とのコラボも

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 10月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『半沢直樹 アルルカンと道化師』が獲得した。
 第2位は『異世界はスマートフォンとともに。(22)』。第3位は『月が導く異世界道中(15)』となった。

 4位以下で注目は7位に初登場の『アンと愛情』。坂木司さんによるミステリー「和菓子のアン」シリーズの最新作。デパ地下の和菓子屋で働くアルバイトの女性が仕事と謎解きに奮闘する様子を描く。和菓子の美しさや奥深さもふんだんに描写されており、食欲の秋に最適な一冊だ。坂木さんは刊行記念にエッセイで今作には《色々な組み合わせの愛情を盛り込んでみました》と解説。《甘かったりしょっぱかったり、苦かったり酸っぱかったり。はたまた味が感じられないほど、衝撃を受ける瞬間があったり。そんなお話を、小箱に詰められた和菓子を一つずつ味わうように、ゆっくり楽しんでいただけたら嬉(うれ)しいです》と綴っている。

秋の愛情――『アンと愛情』著者新刊エッセイ 坂木司

 また11月11日から17日まで作中に登場する和菓子屋「みつ屋」を再現した限定ショップが銀座三越 本館地下2階 GINZAステージにオープンする。全国の老舗和菓子屋が再現した、同作に登場する和菓子やコラボレーション菓子が販売される。

1位『半沢直樹 アルルカンと道化師』池井戸潤[著](講談社)

東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。(講談社ウェブサイトより)

2位『異世界はスマートフォンとともに。(22)』冬原パトラ[著](ホビージャパン)

結婚式や新婚旅行も済、異世界へと帰還した冬夜たち。そんな折、リーフリース皇王からとある相談を持ち掛けられる。問題解決のために仮面舞踏会が開かれることに。そして、さらに未来から冬夜の子供たちが飛ばされていることを知り――!? 大人気異世界ほのぼのファンタジー第22巻!(ホビージャパンウェブサイトより)

3位『月が導く異世界道中(15)』あずみ圭[著](アルファポリス発行/星雲社発売)

リミア王国を訪問中のクズノハ商会一行は、所用があって魔族領内にある小国――ケリュネオンに立ち寄る事に。冬の寒さや豪雪、慢性的な人手不足と色々苦労しているこの国の惨状を見た真は、雪対策に温泉を利用できないかと閃く。一方、従者の巴は真が温泉を掘ったと聞きつけて大興奮。日本かぶれの彼女は、真もびっくりの一大温泉リゾートの開発に乗り出すのだった!!(アルファポリスウェブサイトより)

4位『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう[著](中央公論新社)

5位『気がつけば、終着駅』佐藤愛子[著](中央公論新社)

6位『少年と犬』馳星周[著](文藝春秋)

7位『アンと愛情』坂木司[著](光文社)

8位『転生したらスライムだった件(17)』伏瀬[著]みっつばー[イラスト](マイクロマガジン社)

9位『家族じまい』桜木紫乃[著](集英社)

10位『あの夏が飽和する。』カンザキイオリ[著](河出書房新社)

〈文芸書ランキング 10月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年10月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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