波瑠主演「ホテルローヤル」の“その後”? 家族との関係を「仕舞う」物語[文芸書ベストセラー]

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 11月17日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(21)』が獲得した。
 第2位は『家族じまい』。第3位は『最強の鑑定士って誰のこと? 満腹ごはんで異世界生活(11)』となった。

 2位の『家族じまい』は『ホテルローヤル』(集英社)で第149回直木賞を受賞した桜木紫乃さんの最新長編。『ホテルローヤル』が11月13日より女優の波瑠さん主演で映画化され公開されたことで、本作にも注目が集まった。今作も受賞作と同じく、北海道を舞台に家族の問題を描いている。桜木さんは刊行記念のインタビューで、受賞作の担当編集者に“その後”を書きませんかと打診されたことが今作のきっかけになったと語っている。また新型コロナウイルスの感染拡大で家にいる人が増え、家族について考える機会が増えていることから《どんな時代、どんな状況のときも、家族の問題は残ります。年齢やさまざまな事情、契機があると思いますが、家族との関係を考えたいところに差しかかった人に、この本が届くといいなと願っています。》と語り締めくくっている。

インタビュー 桜木紫乃「家族じまい」 家族はいったいいつまで家族なのだろう

1位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(21)』愛七ひろ[著]shri[イラスト](KADOKAWA)

勇者を見送ったサトゥー達は、生徒&客員教師としてパリオン神国の賢者が運営する「才ある者」の里を訪れる。だが程なく、生徒の失踪事件が発生。「聖女」による謎の儀式が関係しているようで……。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『家族じまい』桜木紫乃[著](集英社)

「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」 突然かかってきた、妹からの電話。認知症の母と、かつて横暴だった父。両親の老いに戸惑う姉妹。別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。(集英社ウェブサイトより)

3位『最強の鑑定士って誰のこと? 満腹ごはんで異世界生活(11)』港瀬つかさ[著]シソ[イラスト](KADOKAWA)

ある日、ロイヤルワーキャットの若様が再びアジトにやって来た。どうやらダンジョンマスターに会いたいらしい。折角ならと悠利はみんなでピックニックに行くことに! でも途中で若様が誘拐犯に捕まってしまい……。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『異世界に転移したら山の中だった。反動で強さよりも快適さを選びました。(2)』じゃがバター[著]岩崎美奈子[イラスト](ツギクル発行/SBクリエイティブ発売)

5位『異世界転生の冒険者(10)』ケンイチ[著](マッグガーデン)

6位『実質大賢者 ゲーム知識とDIYスキルで辺境スローライフを送っていたら、いつの間にか伝説の大賢者と勘違いされていた件』謙虚なサークル[著]岡谷[イラスト](KADOKAWA)

7位『人類最強のヴェネチア』西尾維新[著](講談社)

8位『少年と犬』馳星周[著](文藝春秋)

9位『オールラウンダーズ!! 転生したら幼女でした。家に居づらいのでおっさんと冒険に出ます』サエトミユウ[著]又市マタロー[イラスト](KADOKAWA)

10位『半沢直樹 アルルカンと道化師』池井戸潤[著](講談社)

〈文芸書ランキング 11月17日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2020年11月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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