第26回中山義秀文学賞が決定 木下昌輝『まむし三代記』

文学賞・賞

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 第26回中山義秀文学賞が10日に発表され、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出版)に決まった。

 受賞作『まむし三代記』は、美濃を支配した斎藤道三らの戦いを描いた時代小説。三代に渡る国盗りの野望とは? 本作は今年7月に日本歴史時代作家協会賞の作品賞を受賞している。

 著者の木下昌輝さんは、1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。2012年に「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。同作は2015年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した。2019年に『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、2020年に『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞している。

 贈呈式は、2021年2月7日、白河市の新白信ビルで行われる予定。

「中山義秀文学賞」は、1993年4月に大信村(現白河市大信)に、「中山義秀記念文学館」開館を記念して創設された文学賞。前年4月1日より当年3月31日までに刊行された書籍を対象に、日本の歴史を素材とした文学作品(歴史・時代小説)の中から、もっとも優れた作品に与えられる。第26回の選考委員は、中村彰彦さん、山本一力さん、澤田瞳子さん、清原康正さんの4氏が審査を務めた。

 第26回の候補作品は以下のとおり。

『まむし三代記』木下昌輝[著]朝日新聞出版
『八本目の槍』今村翔吾[著]新潮社
『わが殿(上・下)』畠中恵[著]文藝春秋

Book Bang編集部
2020年11月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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