加藤シゲアキ「見合うだけの仕事ができているか」 直木賞・本屋大賞候補作『オルタネート』連載開始時に語っていたある「覚悟」

ニュース

703
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 1月21日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『元彼の遺言状』が獲得した。
 第2位は『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』。第3位は『蜘蛛ですが、なにか?(14)』となった。

 4位以下で注目は7位の『オルタネート』。アイドルグループ・NEWSのメンバーとして活動しながら2012年に小説家としてデビューした加藤シゲアキさんの最新長編。第164回直木賞にノミネートされ大きな話題となった。惜しくも受賞は逃したが、選考委員の評価は高く候補作6作のうちの上位4作には残ったという。21日には2021本屋大賞にもノミネートされさらに注目は高まっている。現在発行部数は13万部。

 加藤さんは「オルタネート」の連載開始記念のインタビューで、作家生活10周年が近づいてきていることを念頭に置きながら、《僕はそのキャリアに見合うだけの仕事ができているのかと自分を見つめ直したりしていました。》《次にチャレンジする小説は、作家として説得力のあるものにしていきたいという思いがあります。》と同作へかける意気込みと覚悟を語っていた。

■「オルタネート」連載開始記念 加藤シゲアキ ロングインタビュー 作家生活十周年を前に—
https://www.bookbang.jp/review/article/598966

1位『元彼の遺言状』新川帆立[著](宝島社)

亡くなった元彼は誰かに殺された!? 犯人だけがその財産を譲り受けられるという奇妙な遺言を受け、 女性弁護士が依頼人と共謀して分け前を狙う破格の遺産相続ミステリー!(宝島社ウェブサイトより)

2位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾[著](光文社)

殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地。ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が……。(光文社ウェブサイトより)

3位『蜘蛛ですが、なにか?(14)』馬場翁[著]輝竜司[イラスト](KADOKAWA)

世界の害悪であるエルフを滅ぼすため、最後の決戦に向かう魔族軍。一方、エルフ側として参戦するシュンたちは、死んだはずのクラスメイトや親友との再会に、大きな決断を迫られることになり……。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『何がおかしい 新装版』佐藤愛子[著](中央公論新社)

5位『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(11)』夕蜜柑[著]狐印[イラスト](KADOKAWA)

6位『野良犬の値段』百田尚樹[著](幻冬舎)

7位『オルタネート』加藤シゲアキ[著](新潮社)

8位『今度生まれたら』内館牧子[著](講談社)

9位『ダーリンの進化論 わが家の仁義ある戦い』高嶋ちさ子[著](小学館)

10位『役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました』遠野九重[著]阿倍野ちゃこ[イラスト](KADOKAWA)

〈文芸書ランキング 1月21日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年1月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加