椰月美智子『明日の食卓』が菅野美穂主演で映画化

映像化

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 椰月美智子『明日の食卓』を原作とした映画が、2021年春に公開されることが決まった。

『明日の食卓』は子育てをテーマに、どの家庭でも起こり得る家族の光と闇を描いたミステリー作品。同じ石橋ユウという名をもつ息子3人の母親たちを軸に、些細なことから徐々に平穏な生活が崩れていく家族を描く。映画では母親役を菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が演じることが発表されている。監督は「最低。」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「糸」など人間ドラマで手腕を振るう瀬々敬久が務める。

 原作者の椰月美智子は、1970年神奈川県生まれ。2002年に『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞。著書に『フリン』『るり姉』『消えてなくなっても』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の』などがある。

2021年1月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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