「呪術廻戦」小説版がワンツーフィニッシュ! 「鬼滅の刃」3作品を上回る

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 1月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』が獲得した。
 第2位は『呪術廻戦 夜明けのいばら道』。第3位は『鬼滅の刃 しあわせの花』となった。

 今週は「呪術廻戦」外伝ノベルスが1位と2位を獲得。ここ数ヶ月ランキング上位を独占し続けていた「鬼滅の刃」外伝3作品を上回る売上で『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』は初の戴冠となった。折しもトーハンのベストセラーランキングコミックス部門(1月26日調べ)でも「呪術廻戦」が1位から10位を独占し、昨年2月4日発表分で「鬼滅の刃」が成し遂げた快挙と並んだ。アニメで火がついた「呪術廻戦」だが、アニメで初めて同作に触れたファンが、コミックス版と小説版も既刊全巻を読み込んでしまい、「キャラクターたちの登場するお話をもっと読みたい!」とネット上で多数声をあげている。小説2作目『呪術廻戦 夜明けのいばら道』の発売が昨年1月と間が空いているため、小説3巻の刊行を期待する声も多数あがっている。

1位『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』芥見下々[原作]北國ばらっど[著](集英社)

虎杖の死の直前から、交流会開始までの空白の物語が描かれる小説版が登場! 里桜高校での事件後、虎杖はある呪いに悩む少年と出会う。しかし、その呪いは倒しても倒しても蘇り、少年を苦しめる特殊な呪いだった! 順平を助けられなかった後悔から虎杖は自信を喪失していくが、そこで五条はある問いを投げかけ… 他にも虎杖と伏黒の秋葉原散策、五条と七海の北海道出張、真人とある老人の交流、伊地知のお仕事大公開と、大ボリュームでお届け! (集英社ウェブサイトより)

2位『呪術廻戦 夜明けのいばら道』芥見下々[原作]北國ばらっど[著](集英社)

八十八橋の事件後、街で買い物をしていた釘崎は、何やら馴れ馴れしい男に声をかけられる。男は芸能プロダクションに勤めているスカウトマンらしく、釘崎をスカウトしたいと言うのだ。しかし、男の正体は「言った言葉を信じさせる」という呪言を扱う呪詛師で!? そして釘崎のピンチに駆けつけたのはこれまで接点の少なかった狗巻だった! 他にもメカ丸や真依の京都での任務や、東京校一年生がアミューズメント施設で遊び倒したり、五条・伊地知・家入の飲み会など5編を収録!(集英社ウェブサイトより)

3位『鬼滅の刃 しあわせの花』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

立ち寄った村で婚礼に招待された炭治郎たち。禰豆子と同じくらいの年である花嫁の艶姿を見て、炭治郎は妹の倖せを思う。他、鬼殺隊の本編では語られなかった出来事が明らかに。 我妻善逸がはじめて鬼を斬ったその日の出来事とは。炭治郎、善逸、伊之助の『女難の相』とは。蝶屋敷の少女たち、アオイとカナヲのひそやかな一日の出来事とは。 そして大好評番外編『キメツ学園』のノベライズも。 吾峠先生完全監修、描きおろしイラストも多数収録。ファン必見の一冊になること間違いなし。(集英社ウェブサイトより)

4位『鬼滅の刃 片羽の蝶』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

5位『鬼滅の刃 風の道しるべ』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[著](集英社)

6位『東シナ海開戦(3) パンデミック』大石英司[著](中央公論新社)

7位『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ』吾峠呼世晴[原作]矢島綾[小説]ufotable[脚本](集英社)

8位『約束のネバーランド ノーマンからの手紙』白井カイウ[原作]七緒[小説]出水ぽすか[作画](集英社)

9位『近鉄特急殺人事件』西村京太郎[著](新潮社)

10位『創竜伝(15) 旅立つ日まで』田中芳樹[著](講談社)

〈ノベルスランキング 1月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年1月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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