湊かなえ 初の学園青春小説がベストセラー 元放送部のインフルエンサーぶんけいも「鳥肌が立ち通し」

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 1月26日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『惣目付臨検仕る 抵抗』が獲得した。
 第2位は『JR上野駅公園口』。第3位は『時効の果て 警視庁追跡捜査係』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『ブロードキャスト』。湊かなえさんが初めて挑んだ学園青春小説だ。陸上競技を諦めた主人公が高校の放送部でラジオドラマ制作に挑戦する。仲間たちとともに新たな「夢」を掴むことはできるのか。神戸新聞、高知新聞、熊本日日新聞、秋田魁新報、北國新聞、中国新聞、信濃毎日新聞の各紙で2017年1月から18年3月まで連載されていた新聞連載小説。2018年に単行本で発売された作品の文庫版。2021年3月に続編『ドキュメント』(KADOKAWA)の刊行が予定されている。

 文庫版はインフルエンサーのぶんけいさんが解説を務め、《本作は「読む」のではなく「体験」しているようだ。元放送部の僕は、鳥肌が立ち通しだった。》と勧めている。

1位『惣目付臨検仕る 抵抗』上田秀人[著](光文社)

闇の手に奪われた愛娘を取り戻した道中奉行副役の水城聡四郎。将軍徳川吉宗から職を解かれ、新たな役惣目付を任じられる。聡四郎は、江戸城すべての者を敵に回すことになり、城内の魑魅魍魎が動き出した。一方、将軍吉宗の追いこみに失敗した元御広敷伊賀者組頭の藤川義右衛門は、江戸から逃亡。新たなる奸計を練る……。水城聡四郎“最後のシリーズ”、ついに開幕。(光文社ウェブサイトより)

2位『JR上野駅公園口』柳美里[著](河出書房新社)

一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。(河出書房新社ウェブサイトより)

3位『時効の果て 警視庁追跡捜査係』堂場瞬一[著](角川春樹事務所)

「何だ、これは?」追跡捜査係の頭脳・西川大和は思わず声を上げた──。「おいおい……」定年まであと八年のベテラン刑事・岩倉剛はコンビニエンスストアの前で固まってしまった──。二人を驚愕させた週刊誌の見出しは、三十一年前迷宮入りしたバラバラ殺人事件の新証言。誰が、何の目的で。警察の面子を守るため、そして刑事になった契機の事件を追うため、似た者同士の知性派二人が動き出す。捜査を阻む時の壁に挑む、書き下ろし長編警察小説。(角川春樹事務所ウェブサイトより)

4位『麦本三歩の好きなもの 第一集』住野よる[著](幻冬舎)

5位『弱キャラ友崎くん Lv.9』屋久ユウキ[著]フライ[イラスト](小学館)

6位『乱れ雲 風の市兵衛(2)』辻堂魁[著](祥伝社)

7位『幼なじみ 新・居眠り磐音』佐伯泰英[著](文藝春秋)

8位『ブロードキャスト』湊かなえ[著](KADOKAWA)

9位『おもかげ』浅田次郎[著](講談社)

10位『ファーストラヴ』島本理生[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 1月26日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年1月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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