人気警察小説シリーズがクロス 堂場瞬一「ラストライン」シリーズにあの男が登場!

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 3月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『祇園会 新・吉原裏同心抄(4)』が獲得した。
 第2位は『ソードアート・オンライン プログレッシブ(7)』。第3位は『かがみの孤城(上)』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『骨を追え ラストライン(4)』。昨年6月には村上弘明さん主演でテレビドラマ化された人気シリーズ「ラストライン」の最新巻。作者の堂場瞬一さんは2021年に作家デビュー20周年を迎え、それを記念し出版社横断で様々な企画が進行している。同作品も「文庫三大シリーズ」コラボレーション企画の一冊で、「ラストライン」シリーズに講談社文庫で展開中の「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズのキャラクターが登場するスペシャルな一冊となっている。1月にはハルキ文庫で展開中の「警視庁追跡捜査係」と「ラストライン」シリーズがコラボした『時効の果て 警視庁追跡捜査係』(角川春樹事務所)も刊行されている。

1位『祇園会 新・吉原裏同心抄(4)』佐伯泰英[著](光文社)

江戸・吉原で、評判の遣り手らが不可解な辞職をし、相次いで姿を消した。異変の臭いを嗅いだ四郎兵衛ら会所の面々は、その企みの背後を探ろうとする。一方の京では、ひと月続く華やかな祭礼、祇園会が始まった。祇園囃子の響く中、幹次郎は、新たな刺客からの脅迫と攻撃に直面する。大切な町を守るため、総力戦ともいえる戦いが幕を開ける。慟哭必至のラスト!(光文社ウェブサイトより)

2位『ソードアート・オンライン プログレッシブ(7)』川原礫[著]abec[イラスト](KADOKAWA)

 かつて、ベータテスターの半数が脱落したといわれるアインクラッド第七層。そこでプレイヤーたちを待ち受けるのは巨大カジノと――。 「…………失ったよ、全てを」  ベータ時代のキリトが全財産を失った《モンスター闘技場》だった。情報屋のアルゴに誘われ、闘技場に仕掛けられた不正を探るキリトとアスナは、いつしかカジノの暗部へと足を踏み入れていく。  いっぽう、《エルフ戦争クエスト》もまた急展開を迎えていた。キズメルと合流するため、ダークエルフの拠点《ハリン樹宮》を目指すキリトたちを、あまたの危機が襲う――!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『かがみの孤城(上)』辻村深月[著](ポプラ社)

居場所のない彼らが集められた理由。全てが明らかになる時、驚きと大きな感動に包まれる。本屋大賞受賞、堂々8冠のベストセラー(ポプラ社ウェブサイトより)

4位『骨を追え ラストライン(4)』堂場瞬一[著](文藝春秋)

5位『意次ノ妄 居眠り磐音(49)決定版』佐伯泰英[著](文藝春秋)

6位『竹屋ノ渡 居眠り磐音(50)決定版』佐伯泰英[著](文藝春秋)

7位『かがみの孤城(下)』辻村深月[著](ポプラ社)

8位『旅立ノ朝 居眠り磐音(51)決定版』佐伯泰英[著](文藝春秋)

9位『京都寺町三条のホームズ(16) 見習いキュレーターの健闘と迷いの森 前編』望月麻衣[著](双葉社)

10位『任侠浴場』今野敏[著](中央公論新社)

〈文庫ランキング 3月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年3月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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