【スマホ依存度チェック】5つ以上はかなり危険! 「世界一受けたい授業」で話題の『スマホ脳』

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 3月16日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『スマホ脳』が獲得した。
 第2位は『在宅ひとり死のススメ』。第3位は『現代語訳 論語と算盤』となった。

 1位の『スマホ脳』はデジタル・デバイスが脳に与える影響を解説し警鐘を鳴らした一冊。3月13日に放送された日本テレビ系バラエティ番組「世界一受けたい授業」で特集され大きな話題となった。番組では著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏がスマホには人間の脳が快楽を感じる物質ドーパミンを放出するような様々な仕掛けが施されていると説き、スマホとの付き合い方には注意が必要と語った。また以下の「スマホ依存度チェック」が紹介された。

 (1)流行りに乗り遅れるのが不安
 (2)着信音の空耳が聞こえる
 (3)常に充電器を持ち歩く
 (4)メモの代わりにスマホで写真
 (5)思い出せないことはすぐに検索
 (6)会話中用事もないのに触る
 (7)食事中にスマホを触る

 ハンセン氏によると、3つ以上当てはまる人は要注意、5つ以上はかなり危険だという。スマホ依存を改善するために「画面を白黒にする」「寝室に持ち込まない」「目覚まし時計の代わりにしない」「軽い運動をする」などの方法が紹介された。

1位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

2位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!  「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

実業界の父が明かす、ビジネスの秘訣 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。(筑摩書房ウェブサイトより)

4位『歴史探偵 忘れ残りの記』半藤一利[著](文藝春秋)

5位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

6位『コロナとバカ』ビートたけし[著](小学館)

7位『陰謀の日本近現代史』保阪正康[著](朝日新聞出版)

8位『世界のニュースを日本人は何も知らない(2) 未曽有の危機の大狂乱』谷本真由美[著](ワニブックス)

9位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

10位『新しい世界 世界の賢人16人が語る未来』クーリエ・ジャポン[編](講談社)

〈新書ランキング 3月16日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年3月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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