にわかに「三国志」ブーム? マンガ入門書と歴史小説家による入門書がどちらもベストセラー

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 3月30日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『スマホ脳』が獲得した。
 第2位は『人新世の「資本論」』。第3位は『現代語訳 論語と算盤』となった。

 4位以下で注目は10位にランクインした『三国志入門』。歴史小説の大家・宮城谷昌光さんが「三国志」のエピソードや人物を紹介し、故事成語の成り立ちや学ぶべき教訓について解説した一冊。トーハンの週刊ベストセラーではノンフィクション・ライトエッセイ部門でも『マンガ 三国志I 劉備と諸葛孔明』吉川英治[原作]石森プロ[画]竹川弘太郎[シナリオ](飛鳥新社)が8位にランクインしており、こちらも数週間にわたり売れ続けている。「マンガ~」は1940年代に大ブームとなった吉川英治版のストーリーを追った入門書となっており、マンガで一通りの「三国志」のストーリーを理解した後に宮城谷版を読むと、さらに理解が深まるだろう。

1位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

2位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。 気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。 それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。 いや、危機の解決策はある。 ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。 世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!(集英社ウェブサイトより)

3位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

実業界の父が明かす、ビジネスの秘訣 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。経営・労働・人材育成など、利潤と道徳を調和させる経営哲学には、今なすべき指針がつまっている。(筑摩書房ウェブサイトより)

4位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

5位『歴史探偵 忘れ残りの記』半藤一利[著](文藝春秋)

6位『ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版』服部正也[著](中央公論新社)

7位『なんで家族を続けるの?』内田也哉子、中野信子[著](文藝春秋)

8位『仕事と人生』西川善文[著](講談社)

9位『英語独習法』今井むつみ[著](岩波書店)

10位『三国志入門』宮城谷昌光[著](文藝春秋)

〈新書ランキング 3月30日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年4月3日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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