4月11日に宝塚歌劇雪組「fff」「シルクロード」の東京公演が千秋楽を迎える。この公演は雪組トップスター望海風斗とトップ娘役・真彩希帆の人気コンビの退団公演だ。
コロナ禍で退団が半年延びたわけだが、芝居・ショー共に、圧倒的な歌唱と豊かな表現力で「魅せる」望海と雪組生の熱演は絶賛され、話題を呼んでいる。
老若男女問わず多くのファンをひきつけている宝塚。お笑い芸人で漫画家のカラテカ・矢部太郎もその世界観に魅了されている一人だ。
シリーズ累計120万部を突破した大ヒット漫画『大家さんと僕』の番外編本『「大家さんと僕」と僕』では、2018年に初めて宝塚大劇場で観劇した雪組公演「ファントム」で受けた感動を、「宝塚と僕」という漫画に描いた。
その第2弾となる「宝塚と僕~ふたたび~」は、「fff」「シルクロード」を観劇して描いた漫画で、雑誌「波」4月号に掲載された。望海と真彩のトップコンビの卒業に際して、特別に公開する。
矢部太郎(やべ・たろう)
1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。「小説新潮」で連載し好評だった漫画「ぼくのお父さん」の単行本化を準備中。
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2021年4月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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