東野圭吾「今後の目標はこの作品を超えることです」 最新作『白鳥とコウモリ』に自信

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 4月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『白鳥とコウモリ』が獲得した。
 第2位は『転生したらスライムだった件(18)』。第3位は『推し、燃ゆ』となった。

 1位に初登場の『白鳥とコウモリ』は東野圭吾さんの最新作。出版元の幻冬舎による特設サイトでは「今後の目標はこの作品を超えることです」との東野さんの直筆メッセージが公開されている。特設サイトは『白鳥とコウモリ』のタイトルに掛けて、白と黒のモノクロ調で制作されており、物語の舞台となる門前仲町や愛知県安芸市、岡崎市なども白黒写真で紹介されている。物語の雰囲気を感じ取ることができるスペシャルムービーも公開中だ。
https://www.gentosha.co.jp/hakuchotokomori/

1位『白鳥とコウモリ』東野圭吾[著](幻冬舎)

遺体で発見された善良な弁護士。 一人の男が殺害を自供し事件は解決ーーのはずだった。 「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」 『白夜行』『手紙』……新たなる最高傑作 東野圭吾版『罪と罰』(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『転生したらスライムだった件(18)』伏瀬[著]みっつばー[イラスト](マイクロマガジン社)

世界を揺るがす最大の決戦を前に団結する魔王達。そして戦いの幕は切って落とされた――。(マイクロマガジン社ウェブサイトより)

3位『推し、燃ゆ』宇佐見りん[著](河出書房新社)

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。(河出書房新社ウェブサイトより)

4位『デスマーチからはじまる異世界狂想曲(22)』愛七ひろ[著]shri[イラスト](KADOKAWA)

5位『新 謎解きはディナーのあとで』東川篤哉[著](小学館)

6位『ひとりをたのしむ 大人の流儀(10)』伊集院静[著](講談社)

7位『魂手形 三島屋変調百物語七之続』宮部みゆき[著](KADOKAWA)

8位『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第五部 女神の化身(5)』香月美夜[著]椎名優[イラスト](TOブックス)

9位『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』青柳碧人[著](双葉社)

10位『クララとお日さま』カズオ・イシグロ[著]土屋政雄[訳](早川書房)

〈文芸書ランキング 4月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年4月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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