佐伯泰英 新シリーズは「コロナ禍に見舞われた現代と重なり合った物語」電子版も同時発売

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 4月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『初詣で 照降町四季(1)』が獲得した。
 第2位は『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(2)』。第3位は『魔力の胎動』となった。

 1位に初登場の『初詣で 照降町四季(1)』は佐伯泰英さんの最新シリーズ第一巻。第一巻は江戸を焼き尽くした「文政の大火(己丑の大火)」発生前夜を描く。5月に発売される二巻のタイトルは「己丑の大火」となっており、一巻は来たる災厄を感じさせながらも舞台となる町の人々の知恵と勇気を描いた感動のストーリーとなっている。佐伯さんは特設サイトで《「照降町四季」はコロナ禍に見舞われた現代と重なりあった物語だ。ただし深刻にならないように読後感が爽やかであるように念じて主人公の佳乃の登場から最後まで描写してきた。》と述べており、普段は時代モノに手を伸ばさない読者にもお勧めだ。

 また今作の刊行に合わせ、4月6日から佐伯泰英作品の電子書籍化がはじまっている。6日より文藝春秋の時代小説123タイトルを電子書籍版で配信を開始し、本シリーズ「照降町四季」からは文庫と電子版が同時発売となっている。「居眠り磐音」や「密命」シリーズなど佐伯さんの人気シリーズを新しい形で楽しむことができる朗報だ。

1位『初詣で 照降町四季(1)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

日本橋の近く、傘や下駄問屋が多く集まる町・照降町に「鼻緒屋」の娘・佳乃が三年ぶりに出戻ってきた――  著者初・江戸の女性職人が主役の書下ろし新作<全四巻>スタート!(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(2)』佐島勤[著]石田可奈[イラスト](KADOKAWA)

新たな組織『FAIR』の登場で、レリックを巡る争いが激化する!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『魔力の胎動』東野圭吾[著](KADOKAWA)

成績不振に苦しむスポーツ選手、 息子が植物状態になった水難事故から立ち直れない父親、 同性愛者への偏見に悩むミュージシャン。 彼等の悩みを知る鍼灸師・工藤ナユタの前に、 物理現象を予測する力を持つ不思議な娘・円華が現れる。 挫けかけた人々は彼女の力と助言によって光を取り戻せるか? 円華の献身に秘められた本当の目的と、切実な祈りとは。 規格外の衝撃ミステリ『ラプラスの魔女』とつながる、あたたかな希望と共感の物語。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『かがみの孤城(上)』辻村深月[著](ポプラ社)

5位『影ぞ恋しき(上)』葉室麟[著](文藝春秋)

6位『影ぞ恋しき(下)』葉室麟[著](文藝春秋)

7位『かがみの孤城(下)』辻村深月[著](ポプラ社)

8位『神様の御用人(10)』浅葉なつ[著](KADOKAWA)

9位『幼なじみが絶対に負けないラブコメ(7)』二丸修一[著]しぐれうい[イラスト](KADOKAWA)

10位『野の春 流転の海 第九部』宮本輝[著](新潮社)

〈文庫ランキング 4月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年4月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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