【気になる!】コミック『追読人間臨終図巻II 文豪編』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (日本の小説・詩集) 『追読人間臨終図巻Ⅱ』 著者 山田風太郎 [著]/サメマチオ [著] 出版社 徳間書店 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784198652579 発売日 2021/03/19 価格 1,650円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】コミック『追読人間臨終図巻II 文豪編』 [レビュアー] 産経新聞社 著名人の死をテーマにした山田風太郎の『人間臨終図巻』のうち、明治~昭和期の文豪125人に絞り漫画化した作品。死を控え「僕は今死にたくない」との言葉を残した国木田独歩に、「寒い冬だ。春が待ち遠しい」と書き残した石川達三。正直すぎる言葉から死に際まで作家らしさを感じさせる言葉など幅広く並び、どの逸話も興味深い。 美食会で赤貝を気管に詰まらせ窒息死した久保田万太郎ら、教科書には載らないような話も収録。文豪たちの人となりや代表作も紹介され、日本文学史をざっくり学ぶことができる。(山田風太郎原作、サメマチオ著、徳間書店・1650円) 2021年4月18日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 徳間書店 山田風太郎 追読人間臨終図巻II 文豪編 サメマチオ