上橋菜穂子『鹿の王』が劇場アニメ化 堤真一、竹内涼真、杏が声優を担当

映像化

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 上橋菜穂子『鹿の王』を原作とした劇場アニメが、2021年9月10日に公開されることが決定した。

『鹿の王』は謎の病・黒狼熱が蔓延する世界を舞台に、ヴァンとホッサルの2人の男を中心に過酷な運命を描いたファンタジー小説。劇場アニメではヴァン役を堤真一、ホッサル役を竹内涼真、二人と関わることになるサエ役を杏が声優を担当する。アニメーションの制作は「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS サイコパス」などで知られるProduction I.G、監督は「千と千尋の神隠し」「君の名は。」で作画監督を担当したアニメーターの安藤雅司が務める。

 原作者の上橋菜穂子は、1962年東京生まれ。川村学園女子大学特任教授。オーストラリアの先住民族アボリジニを研究。著書に『狐笛のかなた』の他に、『精霊の守り人』をはじめとする守り人シリーズや『獣の奏者』から続く獣の奏者シリーズ、アボリジニの生活様式と思想を描いた『隣のアボリジニ』などがある。

2021年5月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク