累計30万部を突破! コロナ禍でも子どもたちが大笑いする絵本『パンどろぼう』作者の《セブンルール》

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 5月25日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、児童書第1位は『パンどろぼう』が獲得した。
 第2位は『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』。第3位は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』となった。

 今週1位の『パンどろぼう』と6位の『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』は、パンどろぼうが世界一美味しいパンを探し求める姿をユーモアたっぷりに描いた絵本。キャラクターの表情が豊かで子どもたちに大人気だ。一冊目の『パンどろぼう』は昨年4月に発売され、「第11回リブロ絵本大賞」「第1回TSUTAYAえほん大賞」など数々の賞を受賞。2冊累計で30万部を突破している。5月18日フジテレビのバラエティ番組「セブンルール」に著者の柴田ケイコさんが出演し、大きな話題となりランクイン。同番組は自分が大切にする7つルールを紹介する内容で、柴田さんの創作や日常に密着しながら、以下の7つのルールに対する思いが語られた。

《柴田さんのセブンルール》
1.色を塗るときは落語を聴く
2.オイルパステルは雑に置く
3.夜は炭水化物を抜く
4.休みの日は本屋に行く
5.サインには似顔絵を描く
6.グッズは大量生産しない
7.真面目にふざける
(番組より)

1位『パンどろぼう』柴田ケイコ 作[著](KADOKAWA)

”パンどろぼう”って、なにもの!? 読み聞かせが楽しいユーモア絵本 まちのパンやから サササッととびだす ひとつのかげ。 パンがパンをかついで にげていきます。 「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ」  パンに包まれた、その正体とは――!? お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修]下間文恵、森永ピザ[イラスト](高橋書店)

「どうしてそうなった? 」と思わずつっこみたくなる、ざんねんな部分をもった生き物たちをまとめました(高橋書店ウェブサイトより)

3位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

ふしぎな駄菓子屋で売っているふしぎな駄菓子が持つパワーとは?女主人紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。(偕成社ウェブサイトより)

4位『名探偵コナン 緋色の弾丸』水稀しま[著]青山剛昌[原作](小学館)

5位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(15)』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

6位『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

7位『もりの100かいだてのいえ』いわいとしお[著](偕成社)

8位『ふしぎ駄菓子屋銭天堂にようこそ 公式ガイドブック』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

9位『名探偵コナン歴史まんが 世界史探偵コナン(12) 月面着陸の真実』青山剛昌[原作]狛枝和生[まんが](小学館)

10位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(2)』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

〈児童書ランキング 5月25日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年5月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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