話題のSF巨編が完結! 「三体」完結編上下巻が二冊同時ベストセラー 半額セール情報も

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 6月1日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『52ヘルツのクジラたち』が獲得した。
 第2位は『とんでもスキルで異世界放浪メシ(10)』。第3位は『三体III 死神永生(上)』となった。

 3位に初登場の『三体III 死神永生(上)』、同じく5位に初登場の『三体III 死神永生(下)』は世界中で大ブームを巻き起こした中国発のSF作品「三体」シリーズの完結編。「三体」は2015年にSFジャンルで最も権威のある賞、ヒューゴー賞 長編小説部門を受賞。マーク・ザッカーバーグやバラク・オバマらが愛読していることでも大きな話題となった。日本でも2019年に第一作目が出版され、2020年に第二作『三体II 黒暗森林(上)(下)』が発売され、この度完結編である『三体III 死神永生(上)(下)』が発売となった。

 現在「三体」発行元の早川書房では一部電子書店で電子書籍約1500点が50%OFFとなるセールを開催中だ。『三体』と『三体II 黒暗森林(上)(下)』も半額で販売されており、完結を迎えた今一気読みのチャンスとなっている。詳細は以下のURLより。
https://www.hayakawabooks.com/n/n2731f1e0ba84

1位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。(中央公論新社ウェブサイトより)

2位『とんでもスキルで異世界放浪メシ(10)』江口連[著]雅[イラスト][著](オーバーラップ)

伝説のお宝ゲット!貯まったお金の使い道は……!?(オーバーラップウェブサイトより)

3位『三体III 死神永生(上)』劉慈欣[著]大森望、ワン・チャイ、光吉さくら、泊功[訳](早川書房)

SFの歴史を変えた驚天動地の三部作、ついに完結!  三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程心の決断が人類の命運を揺るがす。シリーズ34万部以上を売り上げた衝撃の三部作完結!(早川書房ウェブサイトより)

4位『小説8050』林真理子[著](新潮社)

5位『三体III 死神永生(下)』劉慈欣[著]大森望、ワン・チャイ、光吉さくら、泊功[訳](早川書房)

6位『リボルバー』原田マハ[著](幻冬舎)

7位『白鳥とコウモリ』東野圭吾[著](幻冬舎)

8位『あるヤクザの生涯 安藤昇伝』石原慎太郎[著](幻冬舎)

9位『推し、燃ゆ』宇佐見りん[著](河出書房新社)

10位『魔道祖師(1)』墨香銅臭[著]千二百[イラスト]鄭穎馨[訳](フロンティアワークス)

〈文芸書ランキング 6月1日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年6月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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