大人気絵本シリーズ第5段『もりの100かいだてのいえ』絵本ランキング1位

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 6月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、児童書第1位は『もりの100かいだてのいえ』が獲得した。
 第2位は『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』。第3位は『はらぺこあおむし』となった。

 1位の『もりの100かいだてのいえ』は2008年に刊行された『100かいだてのいえ』(偕成社)のシリーズ第5段。100階建ての家を下から順に描いた縦に長く開くタイプの絵本で、それぞれの見開きに10階分が描かれる。様々な生き物が暮らす色々な部屋があり、その楽しい仕掛けで子どもたちからは大人気。プレゼントに定番の絵本となっている。他にも『ちか100かいだてのいえ』『そらの100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』(いずれも偕成社)などが発売されている。

 3位には5月23日に亡くなったエリック・カールさんの著書『はらぺこあおむし』(偕成社)がランクインしている。

1位『もりの100かいだてのいえ』いわいとしお[作](偕成社)

森のちかくにすんでいるオトちゃんが、お気に入りのハープを練習していると、どこからか、ふしぎなおとがきこえてきました。庭に出たオトちゃんは、見たことのない花を見つけました。 「おとは この はなから でてるんだ。あれ? あっちにもさいてる!」花をたどって森の奥へと進んでいくと、どんどん音が大きくなって、1本の大きな木にたどりつきました。  大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森のなか!大きな木のなかにある、もりの100かいだてのいえにくらすのは、いったいどんな生きものたちでしょう。(偕成社ウェブサイトより)

2位『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修]下間文恵、森永ピザ[イラスト](高橋書店)

「どうしてそうなった? 」と思わずつっこみたくなる、ざんねんな部分をもった生き物たちをまとめました(高橋書店ウェブサイトより)

3位『はらぺこあおむし』エリック・カール[著]もりひさし[訳](もりひさし)

小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。(偕成社ウェブサイトより)

4位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

5位『ボードブック はらぺこあおむし』エリック・カール[著]もりひさし[訳](偕成社)

6位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

7位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(15)』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

8位『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

9位『名探偵コナン 緋色の弾丸』水稀しま[著]青山剛昌[原作](小学館)

10位『ふしぎ駄菓子屋銭天堂にようこそ 公式ガイドブック』廣嶋玲子[作]jyajya[絵](偕成社)

〈児童書ランキング 6月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年6月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク