「言葉が、文章が、汚れきっていた」森村誠一が綴る「老人性うつ病」[新書ベストセラー]

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 6月8日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『スマホ脳』が獲得した。
 第2位は『在宅ひとり死のススメ』。第3位は『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』となった。

 4位以下で注目は6位に初登場の『老いる意味 うつ、勇気、夢』。『人間の証明』『悪魔の飽食』(いずれもKADOKAWA)などで知られるベストセラー作家の森村誠一さんが老後の生き方について語った一冊。6月5日に婦人公論.jpから配信された独白がYahoo!ニューストピックスに掲載され大きな話題となった。記事では「老人性うつ病」に苦しんだ日々を振り返り、認知症の症状が出ていることも告白。それでも人生100年時代となった今、余生は誰にもやってくると説き、勇気と夢を持つことが老いていくうえで大切であると綴っている。同書でも「老人性うつ病」に悩んだ辛い日々を「言葉が、文章が、汚れきっていた」と描写し、克服までの経過が赤裸々に綴られている。

1位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)

2位『在宅ひとり死のススメ』上野千鶴子[著](文藝春秋)

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!  「慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法」を提案。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち(2)』宮口幸治[著](新潮社)

「頑張る人を応援します」。世間ではそんなメッセージがよく流されるが、実は「どうしても頑張れない人たち」が一定数存在していることは、あまり知られていない。彼らはサボっているわけではない。頑張り方がわからず、苦しんでいるのだ。大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』に続き、困っている人たちを適切な支援につなげるための知識とメソッドを、児童精神科医が説く。(新潮社ウェブサイトより)

4位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[翻訳](筑摩書房)

5位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

6位『老いる意味 うつ、勇気、夢』森村誠一[著](中央公論新社)

7位『名画で読み解く プロイセン王家 12の物語』中野京子[著](光文社)

8位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)

9位『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦[著](講談社)

10位『仕事と人生』西川善文[著](講談社)

〈新書ランキング 6月8日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年6月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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