萩尾望都が絶賛「『星の王子さま』を思い出した」矢部太郎が父との思い出を描いた新作漫画 ベストセラー1位

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 7月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『ぼくのお父さん』が獲得した。
 第2位は『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』。第3位は『もうだまされない 新型コロナの大誤解』となった。

 1位の『ぼくのお父さん』は『大家さんと僕』で漫画家としても評価の高いカラテカの矢部太郎さんの最新作。40年前の東京・東村山を舞台に、つくし採取、自転車の二人乗り、屋根から眺めた花火、など絵本作家の父親との思い出を描いた普遍的でノスタルジックな心温まるストーリー。

 矢部さんは今作の刊行を記念し、中学生の頃からファンだったという漫画家の萩尾望都さんと対談。萩尾さんは今作について《読むととても幸福になれる。この雰囲気は何かに似ているなと考え思い出したのが、『星の王子さま』でした》と絶賛した。また矢部さんが漫画家として萩尾さんにストーリーを紡ぎ出す秘訣を尋ねると、萩尾さんは《例えるならば、海の中に潜り、ウニを見つけてもサザエを見つけても、何か違う。もっと他にあるはずだ、どこかに海賊の宝物が眠っているはずだと、もっと深く深く潜っていくと……》と深海に潜る様子に例えて説明。また萩尾さんがスランプに陥ったときの対処法や、「ポーの一族」(小学館)の今後についてなどにも話は及んでいる。対談全文は以下のURLより。
https://www.bookbang.jp/review/article/691080

1位『ぼくのお父さん』矢部太郎[著](新潮社)

ぼくの「お父さん」は絵本作家。ずっと家にいて、一緒に遊び絵を描く。いつでもなんでも、絵に描く。夕飯に出た旬のタケノコを食べずに、絵に描く。そしておかずは冷めていく……。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それとも――。なつかしい「あの頃」を思い出す、全編オールカラーの最新作!(新潮社ウェブサイトより)

2位『老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88』樋口恵子[著](中央公論新社)

老年よ、大志とサイフを抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から介護、終活問題まで、人生100年時代を照らす「知恵とユーモア」がつまったエッセイ(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『もうだまされない 新型コロナの大誤解』西村秀一[著](幻冬舎)

本当にやるべき対策で身を守るためには、やらなくてもいい対策を冷静に判断する必要がある。 最新の対策法への評価からインフルエンザやスペイン風邪など歴史的観点からの解説も収録。(幻冬舎ウェブサイトより)

4位『あんなに あんなに』ヨシタケシンスケ[著](ポプラ社)

5位『星ひとみの天星術』星ひとみ[著](幻冬舎)

6位『目の前に迫り来る大暴落』副島隆彦[著](徳間書店)

7位『「育ちがいい人」だけが知っていること』諏内えみ[著](ダイヤモンド社)

8位『トラとミケ 3』ねこまき(ミューズワーク)[著](小学館)

9位『ラクしてうまくいく生き方 自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ』ひろゆき[著](きずな出版)

10位『赤い日本』櫻井よしこ[著](産経新聞出版)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 7月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年7月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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