【気になる!】新書『日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (日本史) 『日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争』 著者 戸高 一成 [著] 出版社 KADOKAWA ジャンル 歴史・地理/日本歴史 ISBN 9784040823997 発売日 2021/07/09 価格 1,870円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】新書『日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争』 [レビュアー] 産経新聞社 日露戦争で戦史上まれな大勝利を収めた日本海軍は、なぜ40年後に破滅的敗北に至ったのか。海軍研究の第一人者が、近代の主要な3戦争における海戦史を実証的にたどりつつ、勝利と敗北の要因を考察する。 日本海海戦での「丁字戦法」神話の創作や、太平洋戦争時の画期的兵器である酸素魚雷が実戦で戦果を挙げられなかった原因などの各論から、そもそもの艦艇整備方針から戦略思想の問題まで、重要な指摘は多い。急速な近代化に成功したがゆえにさまざまな無理が生じた日本近代史の象徴として海軍史を描き出す。(戸高一成著、角川新書・1870円) 2021年7月18日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです KADOKAWA 産経新聞社 戸高一成 日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争