小惑星が地球に迫る 人類滅亡まであと…… 残された5日間で展開するタイムリミット・ミステリ![文庫ベストセラー]

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 7月20日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『わたしの幸せな結婚 五』が獲得した。
 第2位は『術策 惣目付臨検仕る(二)』。第3位は『一夜の夢 照降町四季(四)』となった。

 4位以下で注目は9位に初登場の『神のダイスを見上げて』。「天久鷹央」シリーズなど医療ミステリで知られる知念実希人さんによるカウントダウン・ミステリ。巨大小惑星ダイスが地球に接近し、人類の滅亡が目前に迫る。世界が極限状態に陥るなか姉を殺害された主人公が、残された5日間で犯人探しに奔走する。2018年12月に発売された単行本の文庫化。

 知念さんは刊行記念のインタビューで同作がデビューから2年目、現在から7,8年前に書いた作品の改稿版であると明かしている。当初の物語からの変更点は《設定、シチュエーションは変わっていませんが、犯人を変えるくらいの大きな変更はしましたね。事件の真相、登場人物の動きも変わりましたし、新たな登場人物も加えました。》と解説し、《登場人物を作り直すような作業が必要になって、それが大変でしたね。行動、言動をそれぞれの人物らしいものにしていくという感じで、だいぶ手間がかかりました。》と修正の苦労を語っている。
https://www.bookbang.jp/review/article/561916

1位『わたしの幸せな結婚 五』顎木あくみ[著](KADOKAWA)

清霞への想いに気がついた美世。帝都では異能心教の侵出が進み、美世たちは皇太子、堯人の提案で宮城に身を寄せる。過去の記憶から変化を怖れ、想いが告げられない美世は、ある夜、清霞から思わぬ本心を告げられる。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『術策 惣目付臨検仕る(二)』上田秀人[著](光文社)

新設された「惣目付」に就任した水城聡四郎に将軍吉宗から最初の命が下った。標的は、老中でさえも一目置く奥右筆。さっそく動きだした聡四郎に、江戸城内では冷たい視線が突き刺さる。奥右筆のみならず、なおも吉宗の「改革」を阻む者たちに当たっていく聡四郎の動きを見て、新たなる勢力が水面下で蠢きだした――。「惣目付」シリーズ、ド肝を抜かれる第二弾。(光文社ウェブサイトより)

3位『一夜の夢 照降町四季(四)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

焼失した建物の再建も進む中、舟を使った出店、千代田の城を見ながらの絶品風呂など アイデアをいかした商いも続々生まれ、照降町は元気を取り戻そうとしている。 町の復興の要となり、照降町の人々の支えとなっている周五郎だったが、 小倉藩の派閥争いの中、実兄が命をおとし、藩主からのSOSに苦悩するが… 周五郎が町をいずれ去ることを覚悟する佳乃の想いとは。(文藝春秋ウェブサイトより抜粋)

4位『寒月に立つ 風の市兵衛 弐』辻堂魁[著](祥伝社)

5位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

6位『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5』佐伯さん[著](SBクリエイティブ)

7位『竜とそばかすの姫』細田守[著](KADOKAWA)

8位『浅草鬼嫁日記 九 あやかし夫婦は地獄の果てで君を待つ。』友麻碧[著](KADOKAWA)

9位『神のダイスを見上げて』知念実希人[著](光文社)

10位『てんげんつう』畠中恵[著](新潮社)

〈文庫ランキング 7月20日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年7月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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