佐藤健×阿部寛 映画公開を控えた社会派ミステリ『護(まも)られなかった者たちへ』文庫化でベストセラー

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 7月27日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『わたしの幸せな結婚 五』が獲得した。
 第2位は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。第3位は『護(まも)られなかった者たちへ』となった。

 3位に初登場の『護(まも)られなかった者たちへ』は“どんでん返しの帝王“として知られる中山七里さんによる社会派ミステリ。東日本大震災の記憶も新しい宮城県を舞台に凄惨な連続殺人事件が起こる。宮城県警捜査一課の刑事が目をつけたのは、出所したばかりの元模範囚だった――。本作は2021年10月1日に実写映画版の公開が控えている。刑事役を阿部寛さん、追われる元模範囚を佐藤健さんが演じる。また昨年12月には同じ宮城県警を舞台にしたシリーズ第二弾『境界線』(NHK出版)も刊行されている。

1位『わたしの幸せな結婚 五』顎木あくみ[著](KADOKAWA)

清霞への想いに気がついた美世。帝都では異能心教の侵出が進み、美世たちは皇太子、堯人の提案で宮城に身を寄せる。過去の記憶から変化を怖れ、想いが告げられない美世は、ある夜、清霞から思わぬ本心を告げられる。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ[著](新潮社)

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(新潮社ウェブサイトより)

3位『護(まも)られなかった者たちへ』中山七里[著](宝島社)

誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が、身体を拘束された餓死死体で発見された。怨恨が理由とは考えにくく、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。しかし事件の数日前に、一人の模範囚が出所しており、男は過去に起きたある出来事の関係者を追っているらしい。そして第二の被害者が発見され――。社会福祉と人々の正義が交差したときに、あなたの脳裏に浮かぶ人物は誰か。(宝島社ウェブサイトより)

4位『竜とそばかすの姫』細田守[著](KADOKAWA)

5位『術策 惣目付臨検仕る(二)』上田秀人[著](光文社)

6位『寒月に立つ 風の市兵衛 弐』辻堂魁[著](祥伝社)

7位『神のダイスを見上げて』知念実希人[著](光文社)

8位『青空と逃げる』辻村深月[著](中央公論新社)

9位『一夜の夢 照降町四季(四)』佐伯泰英[著](文藝春秋)

10位『てんげんつう』畠中恵[著](新潮社)

〈文庫ランキング 7月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年7月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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