『屍人荘の殺人』シリーズ第3作『兇人邸の殺人』がベストセラー初登場1位を獲得

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 8月3日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『兇人邸の殺人』が獲得した。
 第2位は『魔道祖師 4』。第3位は『星落ちて、なお』となった。

 1位の『兇人邸の殺人』は2017年に刊行され年末恒例のミステリ賞を総なめにした『屍人荘の殺人』(東京創元社)から続くシリーズ第3作。2019年2月に刊行された2作目『魔眼の匣の殺人』(東京創元社)も高い評価を受けており、シリーズ累計で100万部を突破している。今作も『屍人荘の殺人』の主人公、葉村譲と剣崎比留子が登場し、奇怪な建物「兇人邸」の中で起こる首切り殺人に挑む。今作も閉ざされた場所を舞台にしたクローズドサークルもので、ミステリファンの間では特殊設定ミステリブームの火付け役となった『屍人荘の殺人』に負けず劣らずの高評価となっている。

 2位の『魔道祖師 4』は中国投稿サイト発の武侠BLの最新巻。

1位『兇人邸の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後──。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟”として人気を博す地方テーマパークだった。園内にそびえる異様な建物「兇人邸」に、比留子たちが追う班目機関の研究成果が隠されているという。深夜、依頼主たちとともに兇人邸に潜入した二人を、“異形の存在”の無慈悲な殺戮が待ち受けていた。待望のシリーズ第3弾、ついに刊行!(東京創元社ウェブサイトより)

2位『魔道祖師 4』墨香銅臭[著]鄭穎馨[訳](フロンティアワークス)

蘇った夷陵老祖を討伐するため、四大世家が再び決起する。けれど、今の魏無羨の隣には、迷いない瞳の藍忘機がいてくれた。彼への想いを募らせる魏無羨だが、互いの肌に触れ口づけた夜、どうしようもなく惹かれる自分と、その想いが叶わぬことを知る。そして過去の謎が紐解かれる時、何度も重なってはすれ違い続けた二人が辿り着く愛の形は――。その後を描いた番外編は、魏無羨が少年たちを率いて夜狩に繰り出す「鉄鉤」、忘羨が淫靡な夢の世界に迷い込み情欲に溺れる「香炉」など、八つのお話を収録。あの日の旋律が、永遠に続く誓いへと変わる。(フロンティアワークスウェブサイトより)

3位『星落ちて、なお』澤田瞳子[著](文藝春秋)

鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。 父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)

5位『もういちど』畠中恵[著](新潮社)

6位『テスカトリポカ』佐藤究[著](KADOKAWA)

7位『硝子の塔の殺人』知念実希人[著](実業之日本社)

8位『彼岸花が咲く島』李琴峰[著](文藝春秋)

9位『疼くひと』松井久子[著](中央公論新社)

10位『貝に続く場所にて』石沢麻依[著](講談社)

〈文芸書ランキング 8月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年8月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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