興行収入40億円突破の「竜とそばかすの姫」 文庫版でも大ヒット[児童書ベストセラー]

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 8月11日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、児童書第1位は『最強王図鑑シリーズ 神話最強王図鑑』が獲得した。
 第2位は『小学館の図鑑NEO 深海生物 DVDつき』。第3位は『どこからきたの? おべんとう』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『竜とそばかすの姫』。7月16日に公開されたアニメーション映画の原作小説。細田守監督による書き下ろし。角川文庫から文庫版も発売されているが、本書はジュニア向けのつばさ文庫版。ふりがなとイケガミヨリユキさんによる挿絵が多数収録され、小学生でも楽しめる作りになっている。映画は公開から4週目を迎え、先週末の時点で累計興行収入40億円を突破する大ヒットとなっている(興行通信社調べ)。

1位『最強王図鑑シリーズ 神話最強王図鑑』健部伸明[監修]なんばきび[イラスト](学研プラス)

大ベストセラー「最強王図鑑」シリーズ。戦いの舞台は、ついに、この「人間の世界」を作りし、「神々の世界」へ。ゼウス、ポセイドン、ハデス、アポロンらギリシア神話の神々、オーディン、トールら北欧神話の神々が、想像を絶する戦いを繰り広げる。(学研プラスウェブサイトより)

2位『小学館の図鑑NEO 深海生物 DVDつき』藤原義弘[総合監修・執筆]遠藤広光[監修・執筆]伊勢優史/〔ほか〕[指導・執筆]松沢陽士/ほか[撮影](小学館)

掲載種数ナンバー1! 10数名の専門家が最先端情報をバッチリ解説し、最新の生態を美しい写真で掲載!(小学館ウェブサイトより)

3位『どこからきたの? おべんとう』鈴木まもる[作・絵](金の星社)

4位『カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥』嶋田泰子[著]岡本順[絵](童心社)

5位『ぼくのあいぼうはカモノハシ』ミヒャエル・エングラー[作]はたさわゆうこ[訳]杉原知子[絵](徳間書店)

6位『鬼滅の刃ノベライズ ~遊郭潜入大作戦編~』吾峠呼世晴[原作絵]松田朱夏[著](集英社)

7位『人狼サバイバル 神出鬼没! 100億円の人狼ゲーム(下)』甘雪こおり[作]himesuz[絵](講談社)

8位『竜とそばかすの姫』細田守[作]イケガミヨリユキ[挿絵](KADOKAWA)

9位『四つ子ぐらし(9) 四月ちゃんの決意』ひのひまり[作]佐倉おりこ[絵](KADOKAWA)

10位『おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修]下間文恵[絵]森永ピザ[絵]赤澤英子[絵]有沢重雄[文]野島智司[文]山内ススム[文](高橋書店)

〈児童書ランキング 8月11日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年8月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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