島田荘司絶賛「これを超える作が現れることはないだろう」知念実希人の本格ミステリ長編が話題[文芸書ベストセラー]

ニュース

17
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 8月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』が獲得した。
 第2位は『みとりねこ』。第3位は『硝子の塔の殺人』となった。

 3位にランクインした『硝子の塔の殺人』は「天久鷹央の推理カルテ」シリーズなど医療ミステリで知られる知念実希人さんが初めて挑んだ本格ミステリ長編。閉ざされた環境で事件が起こり、謎めいた登場人物が跋扈する。過去のミステリ作品への言及もふんだんに盛り込まれ、ミステリファンならばニヤリとすること請け合い。推理作家の島田荘司さんは同書の帯に《当作の完成度は、一斉を風靡したわが「新本格」時代のクライマックスであり、フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、これを超える作が現れることはないだろう。》とコメントしている。

1位『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊!  2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。  本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。(小学館ウェブサイトより抜粋)

2位『みとりねこ』有川ひろ[著](講談社)

猫の浩太は、一家の長男・浩美と生まれたときからずっと一緒。 もう二十歳を超えるけど、年齢を感じさせないピカピカの毛並みがご自慢。 いつも醤油にひたした肉球で、テーブルクロスにハンコをペタペタ。 さて、念入りな肉球ハンコのわけは――?  きっとあなたの宝物になる。猫とあなたの7つの物語。(講談社ウェブサイトより抜粋)

3位『硝子の塔の殺人』知念実希人[著](実業之日本社)

雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、 刑事、霊能力者、小説家、料理人など、 一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。 この館で次々と惨劇が起こる。 館の主人が毒殺され、 ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。 さらに、血文字で記された十三年前の事件……。 謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。 散りばめられた伏線、読者への挑戦状、 圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。 著者初の本格ミステリ長編、大本命!(実業之日本社ウェブサイトより)

4位『兇人邸の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

5位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)

6位『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身6」』香月美夜[著](TOブックス)

7位『疼くひと』松井久子[著](中央公論新社)

8位『テスカトリポカ』佐藤究[著](KADOKAWA)

9位『俺は全てを【パリイ】する 3 ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』鍋敷[著](アース・スターエンターテイメント)

10位『我輩は猫魔導師である~キジトラ・ルークの快適チート猫生活~1』猫神信仰研究会[著](一二三書房)

〈文芸書ランキング 8月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年8月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加