-
- 人新世の「資本論」
- 価格:1,122円(税込)
8月31日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『人新世の「資本論」』が獲得した。
第2位は『老いる意味 うつ、勇気、夢』。第3位は『スマホ脳』となった。
1位の『人新世の「資本論」』は経済・社会思想の研究者で大阪市立大学准教授の斎藤幸平さんがマルクス思想の中に眠る環境危機への解決策を解説した一冊。昨年9月の刊行以来大きな注目を集め、新書大賞2021では大賞を受賞した。現在累計発行部数32万部を突破。8月24日に放送された「NHK NEWS おはよう日本」で取り上げられた他、8月26日には朝日新聞、読売新聞に全面広告が掲載され大きな話題となり今週の1位となった。
1位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。 気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。 それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。 いや、危機の解決策はある。 ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。 世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!(集英社ウェブサイトより)
-
- 老いる意味
- 価格:924円(税込)
2位『老いる意味 うつ、勇気、夢』森村誠一[著](中央公論新社)
老後は勇気をなくして乗り切れない。今までの人生の経験を凝縮して明日に立ち向かう。老後は良いことばかりではない、思わぬ病気もする。老人性鬱病を告白し克服した作家の壮絶な闘い。老後の生き方の意味を提言する森村誠一渾身の話題作。(中央公論新社ウェブサイトより)
3位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(新潮社ウェブサイトより)
4位『新型コロナワクチン 本当の「真実」』宮坂昌之[著](講談社)
5位『どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―』宮口幸治[著](新潮社)
6位『楽観論』古市憲寿[著](新潮社)
7位『無理ゲー社会』橘玲[著](小学館)
8位『自壊するメディア』望月衣塑子 五百旗頭幸男[著](講談社)
9位『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治[著](新潮社)
10位『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦[著](講談社)
〈新書ランキング 8月31日トーハン調べ〉
関連ニュース
-
新しい「脱成長」の考え方とは 『人新世の「資本論」』著者がTV出演で注目集まる
[ニュース](情報学/経済学・経済事情/社会学/家庭医学・健康)
2021/06/19 -
「言葉が、文章が、汚れきっていた」森村誠一が綴る「老人性うつ病」[新書ベストセラー]
[ニュース](情報学/家事・生活/社会学)
2021/06/12 -
【映画「孤狼の血」】柚月裕子と白石和彌の対談掲載 畠中恵「つくもがみ」シリーズの新作も登場
[リリース](日本の小説・詩集/歴史・時代小説/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド)
2018/05/14 -
「余生」は誉れ高く生きる「誉生」である 森村誠一が人生100年時代の「第3ステージ」の生き方を説く[新書ベストセラー]
[ニュース](情報学/家事・生活/社会学)
2021/08/21 -
河野太郎行革相が8月に出版した著書『日本を前に進める』 総裁選出馬報道でランキングを急上昇
[ニュース](政治/情報学/経済学・経済事情/家事・生活)
2021/09/11