話題騒然の藤本タツキ『ルックバック』 単行本で再度修正もSNSでは好評[コミックスベストセラー]

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 9月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『ONE PIECE 100』が獲得した。
 第2位は『怪獣8号 4』。第3位は『アオアシ 25』となった。

 4位以下で注目は4位に初登場の『ルックバック』。「チェンソーマン」(集英社)の作者・藤本タツキさんがウェブマンガサイト「ジャンプ+」で7月に発表した読み切り作品の単行本。物語はマンガを描く二人の少女の出会いと生き様を描いており、そこに込められたメッセージ性と深みのあるストーリー、散りばめられた様々なオマージュで大きな話題となった。誰もが語りたくなる作品で公開から数時間でSNSのトレンドを席巻。担当編集者のTwitterによると、公開初日で250万の閲覧数に達したという。さらに内容の一部が現実の事件を連想させる表現となっており、その点を問題視する声が集まり、さらなる注目を集めた。公開後2週間で内容の修正が行われ、今回の単行本化に際し再度の修正が行われている。一度目の修正にはSNS上では賛否の声が集まっていたが、単行本版の修正は概ね好評の模様だ。

1位『ONE PIECE 100』尾田栄一郎[著](集英社)

主役級が勢揃いした屋上で、カイドウ&マムに挑むルフィ達。最強同盟に対し、勝つ術はあるのだろうか!? 真っ向勝負の極限バトルに待つ未来とは!? 鬼ヶ島に超激震!! “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!(集英社ウェブサイトより)

2位『怪獣8号 4』松本直也[著](集英社)

防衛隊立川基地が怪獣の群に空から襲われたが、隊員たちの尽力により余獣たちを退け始める。一方保科は、戦力全解放して大怪獣に応戦。決着がついたかに思われたが、大怪獣に変化が…!? そしてカフカの察知能力も「それ」に反応。そこに現れたのは…!? ──“脅威”が続く、第四巻!!(集英社ウェブサイトより)

3位『アオアシ 25』小林有吾[著](小学館)

青森星蘭戦前半が終了し、スコアは0-0。  前半、1年生ながらU-18日本代表にも選ばれた青森のエース・北野 蓮に圧倒されたアシト。 そこから船橋戦でのトラウマを思い出し苦悩するが、ハーフタイムに奮起。 北野 蓮や船橋のトリポネなどの一流選手と肩を並べにいくと決意する。 そんなアシトに阿久津は、「この数日間、俺がお前に何を教えたか思い出せ」と告げる。  果たしてアシトは覚醒するのか――― 勝負の後半、刮目せよ。(小学館ウェブサイトより)

4位『ルックバック』藤本タツキ[著](集英社)

5位『アオアシ ブラザーフット 1』小林有吾[著](小学館)

6位『夏目友人帳 27』緑川ゆき[著](白泉社)

7位『風都探偵 11』三条陸[脚本]佐藤まさき[作画]石ノ森章太郎[原作]塚田英明[監修]寺田克也[クリーチャーデザイン](小学館)

8位『BORUTO―ボルト― 15―NARUTO NEXT GENERATIONS―』岸本斉史[原作・監修]池本幹雄[漫画](集英社)

9位『ONE PIECE 99』尾田栄一郎[著](集英社)

10位『東京卍リベンジャーズ(10)』和久井健[著](講談社)

〈コミックスランキング 9月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年9月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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