東野圭吾 ガリレオシリーズ第10弾『透明な螺旋』が初登場1位[文芸書ベストセラー]

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 9月7日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『透明な螺旋』が獲得した。
 第2位は『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』。第3位は『みとりねこ』となった。

 1位の『透明な螺旋』は東野圭吾さんの人気シリーズ「ガリレオ」の第10弾。今作ではシリーズの主人公、天才物理学者・湯川学の意外な一面が明らかになるファン注目の展開が待っている。2018年に刊行されたガリレオシリーズの前作『沈黙のパレード』も9月1日に文庫化され、9月7日発表のトーハンのベストセラーランキング文庫部門で1位を獲得している。また『沈黙のパレード』は2022年の映画化も予定されている。ガリレオシリーズの映像化は約9年ぶりとなる。

1位『‎透明な螺旋』東野圭吾[著](文藝春秋)

シリーズ第十弾。最新長編。 今、明かされる「ガリレオの真実」。  房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。 失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。 警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。  「愛する人を守ることは罪なのか」 ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊!  2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。  本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。(小学館ウェブサイトより抜粋)

3位『みとりねこ』有川ひろ[著](講談社)

猫の浩太は、一家の長男・浩美と生まれたときからずっと一緒。 もう二十歳を超えるけど、年齢を感じさせないピカピカの毛並みがご自慢。 いつも醤油にひたした肉球で、テーブルクロスにハンコをペタペタ。 さて、念入りな肉球ハンコのわけは――?  きっとあなたの宝物になる。猫とあなたの7つの物語。(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『硝子の塔の殺人』知念実希人[著](実業之日本社)

5位『リアデイルの大地にて7』Ceez[著](KADOKAWA)

6位『追憶の烏』阿部智里[著](文藝春秋)

7位『Free Life Fantasy Online ~人外姫様、始めました~6』子日あきすず[著](講談社)

8位『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ[著](中央公論新社)

9位『無駄だと追放された【宮廷獣医】、獣の国に好待遇で招かれる ~森で助けた神獣とケモ耳美少女達にめちゃくちゃ溺愛されながらスローライフを楽しんでる』茨木野[著](双葉社)

10位『兇人邸の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)

〈文芸書ランキング 9月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年9月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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