【話題の本】『るるぶ宇宙』林公代監修

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■妄想で旅する最先端

旅行ガイドシリーズ「るるぶ」がついに宇宙へ進出した。2023年に初フライトが予定されているスペースX社の月周回旅行プランの予算は推定約700億~1000億円。宇宙空間で日帰り無重力体験ができるヴァージン・ギャラクティック社のツアーも催行目前という。

旅行ガイドのような親しみやすさで、宇宙開発や宇宙旅行の最新事情を紹介している。清水建設の宇宙ホテルや大林組の宇宙エレベーターといった日本企業の構想も。国際宇宙ステーション(ISS)の特集では、内部の構造や長期滞在する宇宙飛行士の食事情などを豊富なビジュアルとともに取り上げている。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い移動自粛が求められる中、妄想旅行が楽しめると評判に。発行元によると、3月の発売から1週間で増刷が決まると、その後も刷を重ねて現在は4刷。「分かりやすい」「宇宙が身近に感じられた」などの声が寄せられている。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターや各地の科学館など実際に訪れることができる国内の宇宙関連スポットも掲載され、実用性もある。コロナ禍が収まっても役立つ一冊。(JTBパブリッシング・1100円)

寺田理恵

産経新聞
2021年9月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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