【児童書】『ねこと王さま しごとをさがす』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『ねこと王さま しごとをさがす』 著者 ニック・シャラット [著]/市田泉 [訳] 出版社 徳間書店 ジャンル 文学/外国文学、その他 ISBN 9784198653460 発売日 2021/09/02 価格 1,870円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『ねこと王さま しごとをさがす』 [レビュアー] 産経新聞社 お城から焼け出されたものの、町の一軒家で親友のねこと楽しく暮らす王さま。しかしお金が少なくなり、職を探すことに。 王さまが得意なのは、手を振ることとスピーチ、メダルの授与など。だが向いていると思われた駅のアナウンス係は格調高すぎてクビになるなど、君主の公務と勝手が違う市民の仕事に失敗ばかり。ようやく適職が見つかったと思えば、想定外のトラブルが発生し…。英国の児童書らしい、王制への親しみのこもったジョークが面白い。(ニック・シャラット作・絵、市田泉訳/徳間書店・1870円) 2021年9月26日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 徳間書店 市田泉 ねこと王さま しごとをさがす ニック・シャラット