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- 護られなかった者たちへ
- 価格:858円(税込)
9月28日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、文庫第1位は『沈黙のパレード』が獲得した。
第2位は『護(まも)られなかった者たちへ』。第3位は『マスカレード・ナイト』となった。
2位の『護(まも)られなかった者たちへ』は”どんでん返しの帝王”として知られる中山七里さんによる社会派ヒューマンミステリ。東日本大震災から10年を経た宮城県を舞台に凄惨な連続殺人事件が起こる。宮城県警捜査一課の刑事が目をつけたのは、出所したばかりの元模範囚だった――。10月1日より同作を原作とした実写映画版の公開がはじまっている。刑事役を阿部寛さん、追われる元模範囚を佐藤健さんが演じている。
映画化を記念し、佐藤さん、阿部さん、清原果耶さん、林遣都さんらが並ぶ映画ビジュアルを使ったフルカバー帯が巻かれたバージョンも発売されている。単行本はNHK出版から、文庫本は宝島社から発売され、どちらにもフルカバー帯が巻かれ併売中だ。また昨年12月には同じ宮城県警を舞台にしたシリーズ第二弾『境界線』(NHK出版)も刊行された。
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- 沈黙のパレード
- 価格:891円(税込)
1位『沈黙のパレード』東野圭吾[著](文藝春秋)
静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された―― 容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの”沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む! ガリレオvs.善良な市民たち ”容疑者X”はひとりじゃない。(文藝春秋ウェブサイトより)
2位『護(まも)られなかった者たちへ』中山七里[著](宝島社)
誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が、身体を拘束された餓死死体で発見された。怨恨が理由とは考えにくく、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。しかし事件の数日前に、一人の模範囚が出所しており、男は過去に起きたある出来事の関係者を追っているらしい。そして第二の被害者が発見され――。社会福祉と人々の正義が交差したときに、あなたの脳裏に浮かぶ人物は誰か。(宝島社ウェブサイトより)
3位『マスカレード・ナイト』東野圭吾[著](集英社)
敵も化けている。決して騙されるな。 若い女性の他殺体が発見。警視庁に届く一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウン・パーティに現れる!? 練馬のマンションの一室で若い女性の他殺体が発見された。ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティに犯人が現れるという密告状が警視庁に届く。新田浩介は潜入捜査のため、再びフロントに立つ。コンシェルジュに抜擢された山岸尚美はお客様への対応に追われていた。華麗なる仮面舞踏会が迫るなか、顔も分からない犯人を捕まえることができるのか!? ホテル最大の危機に名コンビが挑む。(集英社ウェブサイトより)
4位『本所おけら長屋(十七)』畠山健二[著](PHP研究所)
5位『狐色のマフラー』赤川次郎[著](光文社)
6位『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ[著](文藝春秋)
7位『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 1』渡航[著](小学館)
8位『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼[著](講談社)
9位『未来』湊かなえ[著](双葉社)
10位『不審者』伊岡瞬[著](集英社)
〈文庫ランキング 9月28日トーハン調べ〉
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