【児童書】『音にさわる』広瀬浩二郎作、日比野尚子絵 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『てんじつきさわるえほん 音にさわる』 著者 広瀬浩二郎 [著]/日比野尚子 [イラスト] 出版社 偕成社 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784032261608 発売日 2021/10/04 価格 1,540円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『音にさわる』広瀬浩二郎作、日比野尚子絵 [レビュアー] 産経新聞社 全身が「手」の「さわるくん」が主人公の点字付き触る絵本。春のサクラ、夏のセミ、秋の落ち葉、冬の雪と春夏秋冬の風物を触って感じる仕掛けが秀逸だ。さまざまな感触の隆起印刷を使い、見て楽しく、触るともっと楽しい。著者は大阪・国立民族学博物館に勤める全盲の文化人類学者。怪談「耳なし芳一」から着想した。あとがきをQRコードで聞ける工夫も。同館で開催中の特別展「ユニバーサル・ミュージアム―さわる!“触”の大博覧会」(11月30日まで)の手引書に。(偕成社・1540円) 2021年10月3日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 偕成社 広瀬浩二郎 てんじつきさわるえほん 音にさわる:はるなつあきふゆをたのしむ「手」 日比野尚子