「立花隆の最終講義」知の巨人は20歳の東大生に何を残したのか[新書ベストセラー]

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 11月2日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』が獲得した。
 第2位は『デジタル・ファシズム  日本の資産と主権が消える』。第3位は『人新世の「資本論」』となった。

 4位以下で注目は8位にランクインした『東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義』。今年4月に亡くなった立花隆さんが東京大学の20歳前後の学生たちを前に行った最後の講義録。6時間に及んだ講義の内容は物理や宗教、世界史から、スーパーコンピュータ、デカルト、死について、自身の20歳のころなど多岐にわたる。学生たちが講義をまとめそこに立花さんが手を入れ原稿となったという。70歳になった「知の巨人」が20歳前後の若者に向けたメッセージだが、社会人が読んでも大いに学ぶところがある一冊となっている。

1位『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹[著](詩想社)

団塊の世代もみな、2020年には70代となった。 現在の70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。 格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、 人生における「最後の活動期」となった。 この時期の過ごし方が、 その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。(詩想社ウェブサイトより抜粋)

2位『デジタル・ファシズム  日本の資産と主権が消える』堤未果[著](NHK出版)

街も給与も教育も、米中の支配下に!? コロナ禍の裏で、デジタル改革という名のもとに恐るべき「売国ビジネス」が進んでいるのをご存じだろうか? アマゾン、グーグル、ファーウェイをはじめ米中巨大テック資本が、行政、金融、教育という、日本の”心臓部”を狙っている。 デジタル庁、スーパーシティ、キャッシュレス化、オンライン教育、マイナンバー…… そこから浮かび上がるのは、日本が丸ごと外資に支配されるXデーが、刻々と近づいている現実だ。 果たして私たちは「今だけ金だけ自分だけ」のこの強欲ゲームから抜け出すことができるのか? 20万部超のベストセラー『日本が売られる』から3年。 気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な取材と膨大な資料をもとに暴く、「日本デジタル化計画」の恐るべき裏側!(NHK出版ウェブサイトより)

3位『人新世の「資本論」』斎藤幸平[著](集英社)

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。 気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。 それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。 いや、危機の解決策はある。 ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。 世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!(集英社ウェブサイトより)

4位『アホか。』百田尚樹[著](新潮社)

5位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)

6位『老いる意味 うつ、勇気、夢』森村誠一[著](中央公論新社)

7位『会社がなくなる!』丹羽宇一郎[著](講談社)

8位『東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義』立花隆[著](文藝春秋)

9位『岸田ビジョン 分断から協調へ』岸田文雄[著](講談社)

10位『現代語訳 論語と算盤』渋沢栄一[著]守屋淳[訳](筑摩書房)

〈新書ランキング 11月2日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年11月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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