羽生結弦が被災地に寄せた思いが一冊に 16歳の羽生少年は何を感じたのか[エンターテイメントベストセラー]

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 11月9日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『私が見た未来 完全版』が獲得した。
 第2位は『聖域』。第3位は『変な家』となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『共に、前へ 羽生結弦 東日本大震災10年の記憶』。フィギュアスケート男子でオリンピックを連覇した羽生結弦さん。羽生さんは16歳のとき、仙台で被災した東日本大震災にひとかたならぬ思いを抱え、この10年間被災地に心を寄せて向き合ってきた。日本テレビの報道番組「news every.」で放送された羽生さんと被災地の記録が同書にはまとまっている。同書の「はじめに」には羽生さんの「震災を知っている年代がいなくなって、ここら辺とか普通の街になっていたとしても、もし他のところに地震が起きた時の答えを探すきっかけになればいいなって思います」という言葉が掲載され、葛藤を抱えながらも震災を伝えていく覚悟が示されている。

1位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社)

幻の「予言漫画」復刻!!22年の沈黙を破り、作者が新たな警告「本当の大災難は 2025年7月にやってくる」1999年に刊行され、東日本大震災を予言していた漫画として話題沸騰。絶版のため中古市場では10万円以上の値がつく本作にたつき諒氏の新たな予知夢を加え解説した完全版。元ネタにもなっている自身の夢を書き溜めた「夢日記」の内容をついに本書で初公開。漫画に描かれたもの描かれなかったもの―――「夢日記」を元に予知夢の詳細を解説。なぜ表紙に「大災害は2011年3月」と描いたのか?「富士山大噴火」の夢が 意味していたことは…そして、新たな「未来の夢」のメッセージとは―――(飛鳥新社ウェブサイトより)

2位『聖域』コムドットやまと[著](KADOKAWA)

夢も経験も人生も全部、自分だけのものだ。コムドット・やまとの燃える哲学(KADOKAWAウェブサイトより抜粋)

3位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社)

話題騒然!! 2020年、ウェブサイトで166万PVを記録 YouTubeではなんと700万回以上再生! あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!!謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!?(飛鳥新社ウェブサイトより)

4位『公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ2~』講談社[編](講談社)

5位『鬼滅の刃 塗絵帳 -橙-』吾峠呼世晴[原作](集英社)

6位『るぅとめもりー』るぅと[著]ななもり。[著](STPR BOOKS)

7位『鬼滅の刃 塗絵帳 -藍-』吾峠呼世晴[原作](集英社)

8位『共に、前へ 羽生結弦 東日本大震災10年の記憶』日本テレビ「news every.」取材班[著](祥伝社)

9位『浜辺美波写真集 20』峠雄三[撮影]浜辺美波[著](講談社)

10位『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』福井県立図書館[編著](講談社)

〈エンターテイメントランキング 11月9日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2021年11月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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