-
- 世にも美しい三字熟語
- 価格:1,540円(税込)
■豊かな日本語世界を紹介
姐□肌、韋□天、生□本、金□塔…。一部が穴あきになった「三字熟語」が目次にずらり並ぶ。味わい深い三字熟語の魅力を伝えようという一冊。10月下旬に刊行されたばかりだが、「新鮮」「家族で楽しめる」「学びにも興味を持つ人が増えそう」などSNSで話題になっている。
著者は学習塾を経営し、とくに国語力を重視した指導で知られ、三字熟語も語彙力を上げる学習法のひとつだという。おなじみの四字熟語に対し、「影が薄い」が、雪月花(せつげっか)、朧月夜(おぼろづきよ)、不知火(しらぬい)など日本の美しい情景、四季折々の風物などを表したり、安本丹(あんぽんたん)、素頓狂(すっとんきょう)、唐変木(とうへんぼく)など思わず笑ってしまったりするものも多い。
豊かな日本語の世界と出合える面白さにハマった著者の「三字熟語ラブ」が高じて生まれたという本書。使うとかっこいい/世にも美しい/知らないと恥をかく―など7テーマ全153の三字熟語をクイズや、意味・由来、文学作品などからの引用で学ぶ。さらに夏目漱石、太宰治の作品に見る三字熟語の考察も。
「著者には会った人を三字熟語で表現する特技もあり、今後の活躍も期待できそう」と担当編集者。自分なら何と表現されるか、慌てて本のページを繰った。(ダイヤモンド社・1540円)
三保谷浩輝
産経新聞社「産経新聞」のご案内
産経ニュースは産経デジタルが運営する産経新聞のニュースサイトです。事件、政治、経済、国際、スポーツ、エンタメなどの最新ニュースをお届けします。
関連ニュース
-
7週連続1位は元参議院議員が書いたあの一冊[ビジネス書ベストセラーランキング]
[ニュース](自己啓発/ビジネス実用/経営・キャリア・MBA)
2018/10/27 -
『直撃!シンソウ坂上SP』で話題 『GACKTの勝ち方』に再注目集まる
[ニュース](政治/ビジネス実用/タレント本/社会学)
2020/02/01 -
「育ちの良さ」は後からでも身に着けられる? マナースクール代表が綴った一冊
[ニュース](常識・マナー/ビジネス実用/恋愛・結婚・離婚/倫理学・道徳/心理学)
2020/03/28 -
【話題の本】『独学大全』読書猿著 「学び方を知りたい」という人に
[ニュース](自己啓発)
2020/12/10 -
AAA宇野実彩子 写真集から秘蔵カットを公開 「過去一美しい」の声[エンターテイメントベストセラー]
[ニュース](サブカルチャー/タレント写真集/タレント本)
2022/07/30