『明け方の若者たち』が映画化 「下北で傷を舐め合い」北村匠海が下積み時代のエピソード明かす

映像化

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『明け方の若者たち』プレミア上映会の様子(C)カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

「今を生きる人たちにとっては何かの助けになる作品だと思う。」(北村匠海)

 Twitterでの”妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコの大ヒット青春小説『明け方の若者たち』(幻冬舎)が映画化し、12月31日(金)に公開を迎える。


『明け方の若者たち』プレミア上映会での北村匠海(C)カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

  主人公の<僕>役を務めるのは、ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーであり、俳優としても活躍する北村匠海。明大前の飲み会で< 僕>が一目ぼれする<彼女>を演じるのは、2022年放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務める注目の女優、黒島結菜

 映画公開に先立ち11月14日にTOHOシネマズ日比谷で行われたプレミア上映会舞台挨拶では、主演の北村匠海をはじめ、井上祐貴、原作者のカツセマサヒコ、監督の松本花奈が登壇した。<僕>役の北村は「カツセさんに僕の人生を覗かれていたのではないか?と錯覚したくらい、僕自身の思い出が詰まっている原作でした。21歳くらいの当時に聞いていた音楽や行っていた場所などを思い出して、社会に出て絶望しながらも毎日をキラキラと楽しく生きてやろうと模索していた時代を思い出しました」と、作品への想いを語った。

 また自身の“マジックアワー”については「20歳、21歳くらいの頃は仲間たちと下北で傷を舐め合い、わかりやすい泣ける曲で涙を流す時もありました。歌って飲んで、朝になって食べる牛丼が本当に美味しかった。ねぎ玉牛丼におしんこをかけて食べる。あのときが青春でしたね」と駆け出し時代のエピソードを懐かしそうに披露。

 最後に「若者たちが集まって作れたのが嬉しい。今を生きる人たちにとっては何かの助けになる作品だと思うし、世の中を変えられるのは若者です。自分自身前向きなエネルギーを持ちながら生きているので、この映画を観てみんなで仲間になろうじゃないかと、そうして明日を迎えようじゃないかと、そんな思いを込めて作りました。自分と重ね合わせられる人もいるのではないかと思うので、ぜひ楽しんで」と同世代に向けてアピールした。

 原作である『明け方の若者たち』(幻冬舎)は、SNSの投稿から若者の支持を集めた人気ウェブライター・カツセマサヒコのデビュー小説。近くて遠い2010年代を舞台に、脆くも愛おしい人生のマジックアワーを描いた20代の青春譚と呼べる本書は、早くも9万部を超えるヒット作となった。11月17日には文庫版が発売。
【カツセマサヒコさんの『明け方の若者たち』インタビューはこちらから】

■映画『明け方の若者たち』
出演:北村匠海、黒島結菜、井上祐貴 ほか
監督:松本花奈 脚本:小寺和久
原作:カツセマサヒコ『明け方の若者たち』(幻冬舎文庫)
主題歌:マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」(TOY’S FACTORY)
製作:「明け方の若者たち」製作委員会 配給:パルコ (C)カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

Book Bang編集部
2021年11月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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