『世界の動きとつなげて学ぶ 日本国防史』宗像久男著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (日本史) 『世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史』 著者 宗像 久男 [著] 出版社 並木書房 ジャンル 社会科学/政治-含む国防軍事 ISBN 9784890634132 発売日 2021/10/15 価格 2,200円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『世界の動きとつなげて学ぶ 日本国防史』宗像久男著 [レビュアー] 産経新聞社 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人を「国防」の視点から比較するなら、信長は「抑止」、秀吉は「積極防衛」、家康は「専守防衛」だったと本書は説く。その結果、日本は植民地にされることを阻止できたのだと。 現役時代から博学で知られた元陸将の著者が、国防の視点から戦国時代以降のわが国の歴史をたどったのが本書だ。もともとは平和主義の日本人が、なぜ先の大戦に至ったのか、敗戦から何を学ぶべきなのか。著者によれば「日本は二度敗北した」。そして「精神的破壊」を修復しない限り、真の平和は得られないと訴える。(並木書房・2200円) 2021年11月28日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 並木書房 世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史 宗像久男