「鎌倉殿の13人」関連書籍が多数ベストセラーに 難解すぎる人間関係を理解するには副読本が必要か?[新書ベストセラー]
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- Book Bang編集部
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- (自己啓発/日本史/家庭医学・健康)
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- 北条氏の時代
- 価格:990円(税込)
1月18日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書第1位は『ヒトの壁』が獲得した。
第2位は『今を生きるあなたへ』。第3位は『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』となった。
4位以下で注目は9位にランクインした『北条氏の時代』。歴史学者の本郷和人さんが鎌倉幕府を支配した北条氏について7人の得宗(当主)を中心に解説した一冊。1月から放送が始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の盛り上がりとともに、トーハンの週間ベストセラーではこの他にも多数の関連書籍がランクインしている。総合ランキングの1位には本家・NHK出版の大河ドラマ・ガイド『鎌倉殿の13人 前編』。総合3位には豊富な写真が特徴の『NHK2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」完全読本』(産経新聞出版)。総合8位には武家政権の研究者で国立歴史民俗博物館研究部、田中大喜准教授が監修を務めた『大河ドラマ 鎌倉殿の13人 北条義時とその時代』(宝島社)がランクインしている。複雑な人間関係が絡み合う鎌倉初期を舞台にしたドラマだけに、理解の手助けとなる一冊が手元にあるとより楽しめること請け合いだ。
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- ヒトの壁
- 価格:858円(税込)
1位『ヒトの壁』養老孟司[著](新潮社)
病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論!「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。(新潮社ウェブサイトより)
2位『今を生きるあなたへ』瀬戸内寂聴[著]瀬尾まなほ[著](SBクリエイティブ)
瀬戸内寂聴さんがこの世を去る前に語ったメッセージをお届けする最後の一冊(SBクリエイティブウェブサイトより)
3位『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹[著](詩想社)
団塊の世代もみな、2020年には70代となった。現在の70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、人生における「最後の活動期」となった。この時期の過ごし方が、その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。(詩想社ウェブサイトより抜粋)
4位『寂聴 九十七歳の遺言』瀬戸内寂聴[著](朝日新聞出版)
5位『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦[著](講談社)
6位『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)
7位『日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界』国立国語研究所[編](幻冬舎)
8位『世界のニュースを日本人は何も知らない3 – 大変革期にやりたい放題の海外事情 -』谷本真由美[著](ワニブックス)
9位『北条氏の時代』本郷和人[著](文藝春秋)
10位『最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―』アンデシュ・ハンセン[著]久山葉子[訳](新潮社)
〈新書ランキング 1月18日トーハン調べ〉
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