【猫本試し読み】寒い日を、あたたかな「猫本」といっしょに

特集

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猫びより編集部『猫にひろわれた話』

実家の猫を撫でた時のぬくもりや、近所の野良猫と目があった瞬間……。
猫と共有した時間を思い出す度に、なんだか温かで優しい気持ちになりますよね。

2月22日は「猫の日」。
今月は猫に関する本を多数ご紹介します。

今回は猫を主役にした書籍を数多く刊行している出版社、辰巳出版さんに7冊の「猫本」をセレクトしていただきました。エッセイ、小説、ノンフィクションと多彩なラインナップに加え、試し読みも公開中です。

猫といっしょに過ごす日々(エッセイ)


佐竹茉莉子『猫との約束』

📖佐竹茉莉子『猫との約束』

捨てられていた猫、人に心を許さずさまよっていた猫、病気やハンデを持つ猫、長年連れそった老猫……。本書に登場する猫たちは、猫生も個性もいろいろ。
「しあわせにするよ」と小さな命を守り抜くためにしたその約束は、「人間と猫」のみならず、「人と人」「人と動物」といった大きな共生社会を考えるうえでも大切な土台のはず。
今回は17のエピソードの中から、1話を再編でご紹介します。

【試し読み】猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも至福のドラマを。


仁尾智/小泉さよ『猫のいる家に帰りたい』

📖仁尾智/小泉さよ『猫のいる家に帰りたい』

名前を呼んでも無反応、カメラを向ければ退屈そうにあくび。どんなにつれなくされても、ひざに乗られると「もしかしたら俺、好かれているのかも」と一喜一憂……。

多くの猫と暮らしてきた猫歌人・仁尾智さんが、13年間の悲喜こもごもを短歌とエッセイで綴った一冊から、「家に猫がいることの幸せ」を感じられるエピソード2話をご紹介。小泉さよさんのイラストにもご注目ください。

【試し読み】実情はさておき 窓辺に猫がいる我が家は幸せそうに見えそう

📖仁尾智/小泉さよ『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』

『猫のいる家に帰りたい』の作者二人による2冊目は、これから猫を飼う人に伝えたいことを11の短歌と短いエッセイ、そしてイラストで綴った一冊。その中から、猫のつれなさを見守る仁尾さんの視線に強い「猫愛」を感じる一章をご紹介します。

【試し読み】猫のためにしているように見えることは、実は全部自分のためだ


猫びより編集部『猫にひろわれた話』

📖猫びより編集部『猫にひろわれた話』

「私を家族にしてくれて ありがとう、と ただその猫に伝えたい」
飼い主に遺棄されたり、野良猫が産んだ子猫として保健所に収容されたり、ケガをしているところを保護されたり――さまざまな経緯で「保護猫」となった猫たちと、ある日たまたま道端で出会ったり、思わぬタイミングで知人から紹介されたり、保護施設でロックオンされたり――さまざまな経緯で「保護猫」と出会った人たち。
そんな「保護猫」と「保護猫と暮らす人」のエピソードを22話収録した一冊から、とっておきの2話をご紹介します。

【試し読み】保護猫ってどんな猫? 第一話:双子のアメカヌちゃんと、そら君 
【試し読み】保護猫ってどんな猫? 第二話:義足のチビタ

めくるめく猫の世界(小説)


田丸雅智『マタタビ町は猫びより』

📖田丸雅智『マタタビ町は猫びより』

ふしぎな猫と人が暮らすマタタビ町を舞台に、人気の新世代ショートショート作家が描く15のストーリー。
猫好きに大人気のイラストレーター・ミューズワーク(ねこまき)氏によるかわいいイラストも物語に彩りを添えています。今回はその中からepisode-8『猫のシアター』をご紹介。

【試し読み】5分だけください!猫好き必読の“猫だらけ”ショートショート

猫の命のまもり方(実用書)

📖ANICE/平井潤子/村中志朗/富田園子/猫びより編集部『決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK』

災害大国ニッポンでイザというとき、あなたは愛猫を守れますか?
「東日本大震災」や「熊本地震」「北海道胆振東部地震」など、多くの災害に見舞われています。

今後 30 年以内に首都直下型の地震や南海トラフ大地震の発生も予想され、今や日本に安全な場所はありません。家族同然の愛猫と “どんな災害も一緒に生き残る”を考えましょう。

【試し読み】愛猫をあらゆる災害から守る準備、できていますか?

祝映画化!世界中に愛された奇跡の野良猫(ノンフィクション)


© 2020 A GIFT FROM BOB PRODUCTION LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

📖ジェームズ・ボーエン『ボブが遺してくれた最高のギフト』

人生のどん底にいた青年ジェームズが出会った野良猫・ボブ。孤独なひとりと一匹のかけがえの無い友情を描いたノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』は2012年にイギリスで発売されるや世界的なベストセラーとなり、映画化もされるなど大きな反響を呼びました。

2022年2月25日(金)公開の映画『ボブという名の猫2 幸せのギフト』は、ふたりが出会ってから3回目の冬、クリスマスまでの数日間を描いた物語。ふたりであたたかなクリスマスを迎えるための奮闘、その中で気づいた人とのつながりと思いやりを描いた心温まるお話です。
⇒映画の詳細はこちらから
今回は映画の公開を記念して、原作『ボブが遺してくれた最高のギフト』からクリスマスのエピソードを公開します。

【試し読み】猫のボブが教えてくれた、貴重な“お金では買えないもの”

辰巳出版
2022年2月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

辰巳出版

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株式会社辰巳出版社のご案内

辰巳出版社グループは、雑誌・書籍・ムック・コミックス・ニューメディア商品の出版・発行をしてします。
「シーバ」「猫びより」などのペット雑誌や、「つり情報」「パチンコ・パチスロ必勝本」プロレス誌「Gスピリッツ」、「自転車日和」、料理本などの趣味系ムック、書籍などを扱う辰巳出版。
趣味・くらし・健康の実用書を扱う日東書院本社に分かれており、様々なジャンルで『面白い、楽しい。』を追求しています。