「読者が泣き叫ぶようなラストにいたしましたぜ」バキシリーズ外伝完結も読者は嬉し泣き[ノベルスベストセラー]

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 2月15日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『劇場版 呪術廻戦 0 ノベライズ』が獲得した。
 第2位は『小説 ゆうえんち -バキ外伝- 第5巻』。第3位は『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』となった。

 2位の『小説 ゆうえんち -バキ外伝- 第5巻』は板垣恵介さんの格闘マンガ「バキ」シリーズの外伝を「餓狼伝」「獅子の門」「キマイラ・吼」など伝奇格闘小説の第一人者として知られる夢枕獏さんが描いた作品の最終巻。バキシリーズの登場人物のみならず、夢枕さんの作品からも人気キャラクターが出演した夢のコラボレーション作品となっている。同作はマンガ家の藤田勇利亜さんが豊富な挿絵を加えた「コミック・ノベル」形式。小説は一旦ここで終りとなるが、藤田さんによるコミカライズが予定されている。夢枕さんは最終回の作者コメントで《おい、この続きはどうなってるんだ、この続きを読ませてくれえ!!と、読者が泣き叫ぶようなラストにいたしましたぜ。》と綴っており、その壮大な戦いを予感させる結末に、SNSでは読者からは「続きが読みたすぎる!」「夢枕獏ッッッ~~~!!!」と夢枕さんのコメント通りの喜びの悲鳴があがっている。

1位『劇場版 呪術廻戦 0 ノベライズ』芥見下々[原作]瀬古浩司[脚本]北國ばらっど[小説](集英社)

高校生の乙骨憂太は、「呪い」となった幼なじみ・祈本里香に憑かれ苦しんでいた。そこに最強の呪術師・五条悟が現れ、憂太を”東京都立呪術高等専門学校”へと導く。「呪い」を祓うために「呪い」を学ぶその場所で、憂太は里香の呪いを解くことを決意し、同級生の禪院真希・狗巻棘・パンダとともに呪術師として歩みだすのだった!ノベライズ限定の特製クリアしおりつき!(集英社ウェブサイトより)

2位『小説 ゆうえんち -バキ外伝- 第5巻』板垣恵介[原案]夢枕獏[小説](秋田書店)

格闘小説の巨匠、夢枕獏が描く小説版『バキ』外伝。バキワールドにリンクする最凶死刑囚・柳龍光を捕まえた少年の物語完結!!柳龍光、愚地独歩、愚地克巳などの『バキ』キャラクターだけでなく、『餓狼伝』の久我重明、磯村露風なども登場!!(秋田書店ウェブサイトより)

3位『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』芥見下々[著]北國ばらっど[著](集英社)

虎杖の死の直前から、交流会開始までの空白の物語が描かれる小説版が登場!里桜高校での事件後、虎杖はある呪いに悩む少年と出会う。しかし、その呪いは倒しても倒しても蘇り、少年を苦しめる特殊な呪いだった!順平を助けられなかった後悔から虎杖は自信を喪失していくが、そこで五条はある問いを投げかけ…他にも虎杖と伏黒の秋葉原散策、五条と七海の北海道出張、真人とある老人の交流、伊地知のお仕事大公開と、大ボリュームでお届け!(集英社ウェブサイトより)

4位『国王の受難 デルフィニア戦記外伝4』茅田砂胡[著](中央公論新社)

5位『呪術廻戦 夜明けのいばら道』芥見下々[著]北國ばらっど[著](集英社)

6位『冷酷王子と秘密の子』ルーシー・モンロー[作]片山真紀[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

7位『望まれぬ王妃 ハーレクイン・ロマンス~純潔のシンデレラ~』ケリー・ハンター[作]中野恵[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)

8位『鬼滅の刃 風の道しるべ』吾峠呼世晴[著]矢島綾[著](集英社)

9位『台湾侵攻1 最後通牒』大石英司[著](中央公論新社)

10位『SPY×FAMILY 家族の肖像』遠藤達哉[原作]矢島綾[小説](集英社)

〈ノベルスランキング 2月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2022年2月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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