「平成ノブシコブシ」として「ピカルの定理」などを中心に活躍し、2017年頃には「ゴッドタン」の腐り芸人で再ブレイク。最近では芸人やバラエティ番組を的確に「考察」することでも話題の徳井健太さんによる『敗北からの芸人論』が2月28日に刊行されました。
今回はその中の一編「歴史を動かす革命児――千鳥」をお届けいたします。
ダウンタウン以来の偉業
今回はのっけから断言をしたい。千鳥さんは天下を獲る。僕はそう思っている。
ダウンタウンさん以来なされなかった偉業、形も答えも分からない「天下」という何か。漫画『ONE PIECE』の海賊王がグランドライン(偉大なる航路)に置いてきたお宝と似ている。何かは分からないけれど、とにかくめちゃくちゃすごいもの。それが「天下」であり「ワンピース」だ。遂に歴史の動く時が、この目で見られるかもしれない。とてもワクワクしている。
千鳥さんの面白さは独創的で弱点が見当たらない。千鳥さんを嫌っている関係者も見たことがない。では、そんな千鳥さんは最初から無敵だったのだろうか?
岡山県出身で高校の同級生コンビ。2000年にコンビを結成して以降、二人は互いを信頼し、いろんな困難にも打ち勝ってきた。芸人の憧れM-1グランプリの決勝にも、結成からたった3年で進出し、その後4回もM-1決勝のステージに立つことになる。
大阪ではロケの王様と称され、年間200本のロケをこなしていたらしい。しかもロケの合間には漫才やそれ以外のテレビ仕事をしていたから、目が回るほどの忙しさだったろう。2012年に東京進出を果たした、切れ味鋭いツッコミのノブさんと、嘘がなく誰からも愛されるキャラクターの大悟さんのコンビは、あっという間にお茶の間の人気者になっていき……。なんてクソみたいな原稿を書いてたまるか。そんな簡単な話じゃなかったはずだ。
千鳥さんの凄さは一言で言うならば、ノブさんの努力と大悟さんの自信だ。
「大悟は一人でやった方がええんちゃうか?」
大悟さんは千鳥結成以前、元々は一人で芸人をやっていた。吉本とは別のインディーズのお笑い団体が大阪にあったらしく、そこには笑い飯を結成する前の哲夫さんと西田さんもいた。さすがの大悟さんは最初からその才能をメキメキと発揮し、笑いも取れるスターになっていった。
だが突然に、同級生を連れてきてコンビを組むと言い出す。その同級生というのがノブさんだ。
ここからすぐに二人の快進撃が始まるのかというと、そうではない。今まで舞台に出れば爆笑をかっさらい、人気もあった大悟さんが、あろうことかノブさんと漫才をした途端、ウケなくなってしまった。周囲は驚き焦ったが、大悟さんは何とも思わなかったらしい。
「大丈夫、俺らはおもろい」
そう信じて疑わない大悟さんの隣で、ノブさんの胸中が穏やかであろうはずがない。今まで面白いと評判だった大悟が、そうではなくなってしまったのだ。これは、自分に原因があるのではないか。
先輩方に相談すると、「大悟は一人でやった方がええんちゃうか?」「ノブおもろないなぁ」と、容赦ない言葉を浴びせられる。令和になって、やたら、何たらハラスメントみたいなことが頻繁に言われるようになったが、我々の若い頃は愛情ゆえの「かわいがり」が日常茶飯事だった。
「大悟のために面白くなりたかった」
僕ならきっとすぐに辞めている。もしくは、そのインディーズライブからすぐに抜ける。恥ずかしいし、相方に面目ないし、とにかく惨めだ。ただ、ノブさんは違った。真逆を行った。
「おもんない」「辞めろ」と何度言われても、先輩たちにつきまとった。それはノブさんが鋼のメンタルの持ち主だったからではないと思う。ノブさんに当時の心境を聞くと、
「大悟がおもろないわけないんやから、俺が面白くなるしかない。あいつの顔に泥を塗るわけにはいかない。プライドとか、恥ずかしさとか、そんなもんより俺は面白くなりたかった」
そんなことを言っていた。
これが40代の人間ならまだ分かる。でもまだ10代、自信満々でやってきた若者が飛び込むにはあまりにも灼熱の業火だろう。軽い火傷で済むような状態ではない。でも、そこに飛び込むことを、二人がそれぞれに迷いなく選んだ時点で、千鳥さんが売れることはもう決まっていたのだと僕は思う。
現代のアウトレイジ
ここからは千鳥さんのすごいところをひたすら書いていく。
千鳥さんは二人とも先輩からも後輩からも好かれている。これは地味なことだけれど結構すごいことだ。
例えば平成ノブシコブシの場合、相方の吉村は先輩、僕は後輩から好かれる傾向にある。という具合に、どちらか一方から好かれることの方が普通だ。
これは芸人に限ったことではなく、一般社会でもそうなのかもしれない。どちらからも好かれるなんてことは、ほぼほぼ不可能だ。
だが、千鳥さんは二人ともどちらからも好かれている。
特に大悟さんにはとても可愛がっている後輩がいる。後に「大悟組」などと呼ばれるそのメンバーは、南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)、とろサーモンの久保田、中山功太、ネゴシックスなどが主で、毎日のように酒を酌み交わし、笑い合っていたそうだ。
吉本には飲み会ではその場にいる一番先輩がお会計を支払わなければならない、という決まりがある。いや、別に決まっているわけではないのだけれど、そんな伝統がある。当然、大悟組で飲めば全て大悟さんが払うことになる。
だが、先ほど述べたメンバーと大悟さんとは実は芸歴が1、2年しか変わらない。しかも正確に言うと、NSCと呼ばれる吉本の養成所を出ていない千鳥さんは、コンビ結成年で言えば僕と同期。山ちゃんら前述の4人と僕はNSCの同期だから、つまり、ほぼほぼ同期のメンバーのお会計を毎夜毎夜出していたことになる。
ところが捨てる神あれば拾う神ありではないが、「若手芸人からの金なんかいらん!」と言ってくれる粋な居酒屋が大阪にはあった。「たこしげ」という居酒屋さんで、そこは千原ジュニアさんが若手の頃からお世話になっているような、吉本芸人御用達の老舗である。
そこに毎夜のように飲みに行っていた大悟さんは、ある日お会計で10万円をトレイに置く。
「こんなんじゃ足りないと思うんですけど、いつもご馳走様です」
現代のアウトレイジ、正に大悟組の組長、千鳥・大悟だ。
ここからは千鳥さんのすごいところをひたすら書いていく。
千鳥さんは二人とも先輩からも後輩からも好かれている。これは地味なことだけれど結構すごいことだ。
例えば平成ノブシコブシの場合、相方の吉村は先輩、僕は後輩から好かれる傾向にある。という具合に、どちらか一方から好かれることの方が普通だ。
これは芸人に限ったことではなく、一般社会でもそうなのかもしれない。どちらからも好かれるなんてことは、ほぼほぼ不可能だ。
だが、千鳥さんは二人ともどちらからも好かれている。
特に大悟さんにはとても可愛がっている後輩がいる。後に「大悟組」などと呼ばれるそのメンバーは、南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)、とろサーモンの久保田、中山功太、ネゴシックスなどが主で、毎日のように酒を酌み交わし、笑い合っていたそうだ。
吉本には飲み会ではその場にいる一番先輩がお会計を支払わなければならない、という決まりがある。いや、別に決まっているわけではないのだけれど、そんな伝統がある。当然、大悟組で飲めば全て大悟さんが払うことになる。
だが、先ほど述べたメンバーと大悟さんとは実は芸歴が1、2年しか変わらない。しかも正確に言うと、NSCと呼ばれる吉本の養成所を出ていない千鳥さんは、コンビ結成年で言えば僕と同期。山ちゃんら前述の4人と僕はNSCの同期だから、つまり、ほぼほぼ同期のメンバーのお会計を毎夜毎夜出していたことになる。
ところが捨てる神あれば拾う神ありではないが、「若手芸人からの金なんかいらん!」と言ってくれる粋な居酒屋が大阪にはあった。「たこしげ」という居酒屋さんで、そこは千原ジュニアさんが若手の頃からお世話になっているような、吉本芸人御用達の老舗である。
そこに毎夜のように飲みに行っていた大悟さんは、ある日お会計で10万円をトレイに置く。
「こんなんじゃ足りないと思うんですけど、いつもご馳走様です」
現代のアウトレイジ、正に大悟組の組長、千鳥・大悟だ。
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- 敗北からの芸人論
- 価格:1,430円(税込)
両ボケ、両ツッコミ
芸のことで言えば、ボケとツッコミをきっちり分けていないところもすごい。
いやいや、大悟さんがボケでノブさんがツッコミでしょ?と反論される方も多くいらっしゃるだろう。けれど実は、千鳥さんは両ボケ両ツッコミなのだ。
元々NSCができる前まで、毎日舞台で勝負していた、今では師匠と呼ばれるような芸人さんはこの両ボケ両ツッコミのコンビが普通だった。前半は一人がボケて、もう片方がツッコむ。後半はそれが入れ替わる。笑い飯さんのスタイルほどボケとツッコミの役割が目まぐるしくは変わらないが、それが昔はスタンダードな形だった。
それを、お笑い界の革命児・ダウンタウンが一新する。ボケの松本人志さんと、ツッコミの浜田雅功さん。キッチリと色分けをした。
以降のお笑い界は呪いのように、ボケはどっちでツッコミはどっちだ、ボケなのにツッコむな、ツッコミなんだからしっかりしろ。そんなふうに言われるようになる。
だが、初期のダウンタウンさんの漫才を見て欲しい。両ボケ両ツッコミの最高峰だ。二人とも、どちらの才能にも満ち溢れている。ただ仕事として分かりやすく色分けしているだけで、ツッコミが真面目な必要もないし、ボケが仕切ったっていい。
二人が偉大すぎたため、ご本人たちの意思とはまったく離れたところで、僕らダウンタウン世代はボケとツッコミの呪いに悩まされてきた。その呪いが原因で解散したコンビもたくさん見てきた。
面白ければ、いい。本来すごく単純なことだ。
ボケだろうとツッコミだろうと、面白いに越したことはない。空気を読めなければ人を笑わせることなんて、できっこない。
“仲良しの友達”だからこそ作れる笑い
それに気付いているのかいないのか、千鳥さんは両ボケ両ツッコミのネオスタンダード。まさに革命返しだ。
僕が若手の頃に耳にした一番つまらない言葉が「ツッコミのくせに、ボケより笑いをとるな」だった。ボケだったら、そのくらいのハードル越えろよと、何度も思った。
ダウンタウンさんだって、『ごっつええ感じ』のコントで、松本さんが登場する前に浜田さんがそのシチュエーションに合わせたボケの芝居をすることがあった。当然笑いが起きる。そこに松本さんがやってきて、さらに大きな笑いを生み出して……。笑いの掛け算だ。
千鳥さんも同じだ。
ノブさんは、どんな時でも大悟さんの前の段階でひと笑いを起こそうとする。そしてそのハードルを、大悟さんがさまざまな角度から越えていく。大悟さんはノブさんのボケや天然で起きた笑いに対して、嫉妬なんて絶対しない。「そんなハードル、わしが越えたる」という気持ちで楽しそうにノブさんを見て笑っている。
こんなふうに二人で一緒になって笑いと戯れていられるコンビは、そうそういない。お互いを信頼しているのはもちろん、同級生だった時代から変わらない“仲良しの友達”という気持ちが今も根底にあるのだろう。
千鳥の「上品さ」
それに二人には、すこぶる品がある。
瀬戸内海の北木島で育った大悟さんと自然に囲まれたド田舎育ちのノブさん。それなのにどうしてあんなに二人とも上品なのだろうかといつも疑問だ。売れるために、ウケるために人を蹴落としてやろう!! そういう姿を見たことがない。
どんな状況でも待って、相手の技を受けてから自分の技を繰り出す。自分が前に出ていきなり飛び道具を使ったり、肩透かししたりもせずに、しっかりと組み合ってくれる。正に横綱相撲で、ここまで真正面から闘ってくれるなら、こちらが負けたとしても清々しい。
人に話を振る時だって、とても上品だ。自分が振りました、この笑いは自分のものですとアピールするような、そんな下品な振り方はしない。例えば女優さんやモデルさんに話を振る時、聞こえるか聞こえないかくらいの声で振る。自分の声を編集でカットしてもらってもいいくらいの小さな声で振り、彼女たちが自発的に発言したかのようにすることがある。
なんて素敵なんだ。
千鳥最大の武器は「大悟の可愛らしさ」
大阪時代からそんなふうだった千鳥さんは、いつの間にか関西地区では無双状態になり、その名を全国へ轟かすために東京に進出した。すぐに『ピカルの定理』という、僕らやピース、渡辺直美にハライチ、モンスターエンジンというメンバーでやっていたコント番組に合流することとなる。
それまであまり千鳥さんと絡んだことのなかった僕は、会った初日の収録で千鳥というコンビのカラクリを知ることとなった。
『ピカルの定理』でやっていたコントは、ディレクターさんや放送作家さんが台本を書いてくれ、それを芸人が好きなように演じ、皆であーだこーだ言いながら作り上げていくスタイルだった。
しかしその日の1本目、大悟さんが出るコントの収録はいつまで経っても始まらなかった。会議室で5時間くらいが経過し、結局大悟さんの出る予定だったコントの収録は中止することになった。スタッフ陣と大悟さんの笑いの折り合いがつかなかったらしい。なんて尖っているんだ、さすが千鳥。怖いなー、こだわり強いなー、僕が内心そう思っていると、「ようこそ千鳥」的なトークコーナーだけを撮影することになった。
収録が始まっても、なかなか大悟さんは喋り出さなかった。周りを睨みながら腕を組んでいるだけ。
鬼だ。北木島から船で江戸に鬼がやってきた。僕はそう思った。
トークのラスト、ようやく大悟さんが口を開く。が、その声はとても小さくて何を言っているのか分からない。しかも、噛み噛みでもはや鬼の片鱗などない。
スタジオは爆笑に包まれていた。あんなに怖い顔をしていたのに、まさか緊張していただけだったのか……。
本番中だったが僕はなるほど、と膝を打つ。千鳥のカラクリとは、大悟さんのボケ力、ノブさんのツッコミ力、ネタの面白さ、二人の仲の良さ……もちろんそれらもある、けれど千鳥の一番の武器は大悟さんの可愛らしさなのだな、と思った。
どうして千鳥さんが関西のおばちゃん方に猛烈に可愛がられ愛されているのか、たったの数分で知ることができた。この人は、とても可愛い。それなのに、可愛らしさを売りにしていない。人間を剥き出しにして、ちゃんと笑いと向き合っている。でもどうしたって可愛い。そりゃ売れるわ!
「俺が死んだら他の奴とコンビ組んでええからな」
その後、どちらかというとノブさんの方と仲良くなっていった僕は、何度か飲みに行かせてもらえるようになった。
ある時、朝まで飲んだ翌日の『ピカル』の収録にノブさんが現れないということがあった。寝坊したのか、とメンバーは盛り上がったが、すぐにスタッフさんからノブさんが今朝倒れたと聞かされた。
それ以前にもノブさんは脳の血管が切れたか何かで、一度病院に運ばれたことがあった。その時は薄れゆく意識の中、タクシーに横たわりながら携帯で奥さんと大悟さんにメッセージを送ろうとしたらしい。
「こんな奴と結婚してくれてありがとう」と奥さんへ、「俺が死んだらすぐに他の奴とコンビ組んでええからな」と大悟さんへ。
オチとして「そんなメールを送らないで本当に良かった。信じられないくらい恥ずかしい思いをするとこだった」と言っていたが、僕は心底感嘆した。命の危険を感じているなか、僕が相方の吉村に感謝のメールを送ることは絶対ないだろう。
そんなノブさんがまた倒れたという。詳しい状況は分からないが、この前の症状が関係しないわけがないと思った。脳の血管にとって、刺激は大敵。酒や激しい運動など毒にしかならないだろう。少し考えれば分かることなのに、僕は酒を止めるどころか朝までノブさんを付き合わせてしまった。
これでもし本当にノブさんに何かあったらそれはもう僕のせいだ。どうしよう、ノブさんの奥さんと子供たち、大悟さんになんて謝罪したらいいんだ。頼むノブさん、僕のためにも息を吹き返してくれ。ノブさんのいない『ピカル』の収録中、僕はひそかに願い続けていた。
結果、翌週の収録に無事ノブさんは来てくれた。
「大丈夫だけど、しばらくはアルコールと激しい運動、刺激になるようなことは控えるように」と医者に言われたそうだ。
本当によかった。あの時ノブさんに何かあったら、僕はノブさんのご家族や大悟さん、それにすべてのお笑いファンから恨まれることになっただろう。のちの千鳥さんの大躍進が幻となってしまっていたのだから。
麒麟・川島曰く「ノブが覚醒した」
その後ゴールデンに上がってから『ピカルの定理』はすぐに終わってしまった。レギュラーメンバーはバラバラになった。
たった3年という短い年月で、なかでも千鳥さんとは1年半というさらに短い月日を共にしただけであったが、フジテレビのコント番組でお互い切磋琢磨して戦い合った者同士、その絆は簡単には消えない。
それぞれ個々の仕事が多くなり、ピースの又吉くんは芥川賞を獲り、綾部はニューヨークに行き、渡辺直美はインスタ女王になり、吉村やハライチ澤部はテレビで見ない日はないくらいに忙しくなっていった。
そんな中、千鳥さんもみるみる売れていった。
深夜やゴールデン、スタジオにロケ。ひな壇MCから地方番組まで、目覚ましい活躍をみせていく。
最近、麒麟の川島さんに会った時、売れた千鳥さんについて尋ねると、
「ノブが覚醒したんやろな、大悟は何にも変わらずずっとおもろい」
と言っていた。
ノブさんの進化し続け変化を恐れない努力と、大悟さんの揺るがない面白さと自信。老若男女に好かれる二人の人柄。そして可愛らしさ。
遂に、時代が変わるかもしれない。ほぼ同期として、ひとりのお笑いファンとして、千鳥さんが天下を獲る様を見届けたい。
徳井健太(とくい・けんた) 1980年北海道出身。2000年、東京NSCの同期生だった吉村崇とお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」結成。「ピカルの定理」などバラエティ番組を中心に活躍。バラエティを観るのも大好きで、最近では、お笑い番組や芸人を愛情たっぷりに「分析」することでも注目を集めている。趣味は麻雀、競艇など。有料携帯サイト「ライブよしもと」でコラム「ブラックホールロックンロール」を10年以上連載している。「もっと世間で評価や称賛を受けるべき人や物」を紹介すべく、YouTubeチャンネル「徳井の考察」も開設している。 https://www.youtube.com/channel/UC-9P1uMojDoe1QM49wmSGmw
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